毎度おなじみ「金曜日の新幹線」シリーズ。この日は、小雨降る中いつものように浜松駅へ。前日までは半袖のポロシャツとか着ていて、この日もそんなに寒くは無かったんですが、これから向かう横浜方面は浜松よりも数度気温が低いし、戻ってくる夜にはまた雨が強くなる予報なので、今シーズン初めての長袖シャツを着ての出社。でも、ちょっと歩くと汗が滲むくらい蒸し暑い。
さて、新幹線に乗り込むと、何時もの窓際の席の横通路側には先客の女性が座っています。この方、足下に少し大きめのキャリーバッグを横向きに置いているんですが、私の方の足下に底の車輪も含めて少しはみ出ている。「座れない」分けでは無いけれど、普通に前向きに座って足を伸ばすと、右足がこの車輪に当たる。仕方ないので、足下は少し斜めに伸ばさないといけない。実は、私が席に座ろうと通路から入ろうとしたとき、寝ていたこの女性は目を覚まして、少し足を引いて入るスペースを作ってくれたんですが、肝心のキャリーバッグはそのまま。まぁ、外側に移すと通路にはみ出てしまい、通行や社内販売のカートの邪魔になるんだけれど、それなら縦に置き直すと、あるいは少しでも動かす素振りくらいすればこちらも我慢するんですが、全く何もせずにそのまままたスリープモードに。結局、足で押し返して通路に飛び出させるわけにも行かず、そのまま1時間ほど乗車していました。新横浜駅で下車するときには、多分トイレか化粧なのか、丁度席を外していたので、そのまま出てきましたが、何か一寸納得いかない。
で、もっと納得いかないのが帰りの新幹線。新横浜からのひかり号で、この便は新横浜の次は熱海に停車するもの。その為か、車両の前半分位が、どうも何処かの会社のグループで、すでにビールやら酎ハイやらで盛り上がっていて、通路を行ったり来たりしている社員さんも。いゃいゃ、子供の修学旅行じゃ無いんだからもう少し節度をわきまえろと心の中で言いながら、イヤホンを取りだして遮音しましたが。この時、私の隣窓側の席が空席で、多分熱海辺りで乗り込んでくるんだろうと思ったら、新横浜を出て暫くすると、40代位の男性が歩いてきて隣りの空席を指しながら「空いてますか?」と私に聞きます。「指定席だから分かりません」というと「じゃぁ、いいです」と言って図々しくも座り込んできた。この日の新幹線は自由席車両は乗りきれない位の混雑で、この指定席車両の通路や出入り口も立っている人で一杯だったので、多分空いている席を見つけて駄目元で座ってきたんでしょうね。熱海で、前の方の団体が一気に降りて、車両半分位の空席が出来ると、隣りの不調法者はすっと席を立って、前の方の席に移動したけれど。
まぁ、子連れとか高齢者ならまだしも、こういう図々しい人を見ると、「車掌さんが通りかかって検札に引っかかれ」と心の中で叫んでいることは内緒です(笑)。
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