2019年8月11日

HND-SYD (4) - 出発

さて、いよいよ出発の日。9号、10号と日本に接近する台風が心配で、特にこの時点では10号の日本上陸がまさに帰国日と重なっていたりして、「をぃをぃ、大丈夫かよ」心配していたんですが、まぁ出たとこ勝負で為せばなると自分を説得して出かけます。何時もの金曜日の横浜オフィス出社ですが、トラベル用に大きめのショルダーバッグに荷物を入れての移動。先週以上に、車内は夏休み、お盆休みムード一色です。

何時ものように金曜日のお努めを果たし(笑)、何時もくらいのタイミングで退社して羽田空港へ向かいます。横浜駅から京急の羽田空港線を利用しましたが、一つ早い特急品川行きに乗れたので、それで京急蒲田まで行き、品川方面からの米田空港線に乗り換えて国際線ターミナルに到着したのは、19:00少し前でした。

夜から深夜の出発帯としてはまだ少し早かったのか、そんなに混雑していませんでした。そそくさとKIOSKでボーディングパスを印刷すると、各航空会社の上級メンバー向けのプライオリティレーンを通過して、入国審査場へ。ここで、顔認証ゲートが結構混雑しています。その隣には、指紋登録の自動化ゲートがあるんですが、こちらはガラガラ。薄い自分の指紋も、少し元に戻ってきたので今回はどうだろうと試したところ、今回はちゃんと指紋認証されて、久しぶりに自動化ゲートを利用して出国しました。

中に入ったところで、まずはANA Suite Loungeへ入場。まだ早いと思っていたら、入って左側の個人スペース等有るエリアはほぼ満席で、久しぶりに右側のソファーが並ぶエリアを利用しました。ここでシャワーを利用しおうと思っていたんですが、この時点で20分待とか言われて少し様子を見ることに。ただ、これが失敗でした。実際には1時間以上の待ち時間で、その理由はどうも一人一人の利用時間が長い。私の直ぐ近くにいた3人組は、順番にシャワーを利用していましたが、一人30分以上は掛かっていたし。結局そのまま食事をして、時間までアルコールを注入して時間を過ごします。

出発ゲートは、ラウンジを出たほぼ正面の109番ゲート。私がゲート前に行ったときには、優先搭乗がそろそろ始まるくらいの時間でしたが、既にグループ1から3のレーンには長い列が。私がグループ1(Diamond用)に並んだときは10人目位でしたが、最終的には30人位並んでビックリ。夫婦とか家族連れでの旅行グループが多いので、どうもそのうち2/3位は同伴者のようでした。

機内に入り自分の席に落ち着くと、ビジネスは満席で、しかも熟年夫婦風のグループが多くて平均年齢は高そうなフライト。定刻少し前にドアクローズとなり、プッシュバック開始はその5分後くらい。暫くしてタクシング開始で、最初は直ぐ横のA滑走路を使うのかと思ったんですが、そのままどんどん前進。T2を通過してC滑走路のRW16Lに移動して、暫くして離陸。一路、Sydneyを目指します。

この時、沖縄方面は大変な状態だったと思いますが、羽田からほぼ真っ直ぐ南下するルートを取っていて、台風9号と10号の間をすり抜けるような感じ。ですから、そんなに揺れは感じませんでした。20分位してシートベルトのサインがOFFになると、今回は食事も取らずに寝て行く予定だったので、直ぐにシートをフラットにしてベッドメイキングをし、寝てしまいました。途中、食事を配布する匂いや、食器類のガチャガチャする音をぼんやり聞きながら、あれだけ年齢層が高いのに、翌こんな深夜近くに食事とか出来るなぁと、夢の中で感心していました(笑)。そんな感じでウトウト寝ていた目が覚めたのが到着1時間半位前。丁度到着前の食事を配り始めた頃でした。ただ、何か熟睡できなかったから食欲が沸かず、二回目の食事も結局断って、着陸を待ちます。

日本からほぼ真っ直ぐ南下してSydneyを目指したフライトは、そのまま着陸するかと思ったら、空港混雑のためか少し蛇行するようなルートを取り、さらに一度空港を通り越して南側からのアプローチになります。途中結構機体が揺れて、「あぁ、Sydneyは冬だった」と思い出しつつ、RW34Rに着陸したのは、定刻を少し過ぎた位。人生で初の南半球到達です。(続く...)

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