2019年8月12日

HND-SYD (5) - 移動

無事到着したんですが、ここで悲しいお知らせ。機内アナウンスで、「バスで移動」と言われてガッカリ。しかも、着陸したRW34Rから左隣のRW34Lの誘導路に移動し、そこからさらに先(北)に移動すると、結局こちらの端の16Rの先まで移動。ここに、沖止め用のエリアがあり、その一角にやっと停車しました。暫くしてタラップが横付けされたんですが、このタラップの機体ドアに接続する部分の安全策が動かなくて、何度か地上係員が試したけれどさび付いて動かないみたいで、結局このタラップを諦めて別のタラップを引っ張ってきました。なんやかんやで、停止してから15分位して、やっと地上に降りて連絡バスに乗り込むことが出来ました。

5分程してターミナルビルに到着。バスに乗り込むときは横のドアから乗車しましたが、この時は正面のドア(地下鉄の非常用ドアみたいな)が開いて、そこからターミナルビルに入り入国審査場に向かいます。と言っても、成田とか羽田のように専用の通路があるわけではなく、ターミナルの制限区域内に入っただけで、丁度SingaporeのChangi Airportと同じような感じ。しかも案内板表示で「Immigration」とか無いんですよね。取りあえず"Baggage Claim」という案内を見て移動しましたが、ちょっと不親切。

結局、その読みが正解で直ぐに入国審査場にはいれます。機内ではFast Passのカードが貰えましたが、確か自動入国審査機のSmartGateが使えるはずだがと思ってそちらに行くと、対応している国の国旗が表示されています。でも、日の丸は無い! うーん、心配になりましたが、事前に調べたら大丈夫そうなので、そのままSmartGateの列を進みます。先ず最初に、日本の顔認証ゲートみたいな端末があり、ここでパスポートをスキャンして幾つかの質問事項に答えます。暫くすると、小さなカードが印刷されて出てきます。ここで一つ失敗。最初にパスポートを入れて処理開始になったときに、いつものクセでパスポートを取りだしてしまったんですね。これでエラーになってしまいやり直し。最初に入れたら、最後までパスポートは入れっぱなしにして、最後に取り出すという仕組みらしい。次に、その印刷された小さなカードを持って先に進むと、ここに入国審査用のゲートがあり、その印刷されたカードを挿入して、顔写真を撮影して問題無ければゲートが開き無事入国です。この時、その印刷されたカードを取り出さないと後でトラブルになります。

次は税関審査ですが、預け荷物の無い私はそのまま出口に向かいます。ここで一寸長い列が出来ていて、審査官が一人ずつ入国審査で記入した書類と、印刷されたカードを確認して、「×番の通路」とその先の通路をしていします。1番から6番まであって、1番から4番はそれぞれ個別のレーンで、その先で荷物の中身検査をしています。5番6番はそのまま外に出られる通路で、私は「5番」と言われて、そのまま無事に入国する事が出来ました。

外に出たところで、まずは通信手段の確保。予め調べておいたように、外には地元の通信会社であるOptusとVodafoneのブースが幾つも並んでいます。ただ、直販とリセラーで値段が違っていて、最初に見たのはリセラーのブースで、Optusの28日5GBのカードがAUD$30だったのが、少し離れた直販のブースでは、ほぼ同じ内容で、セールなのかAUD$15で販売していました。当然こちらを購入。ターミナル内に幾つかブースがあって、料金にも差があるみたいなので、時間の余裕があれば色々比べてみても良いと思います。

店員さんにiPhone8を渡して、SIMを交換したんですが、元々は言っていたIIJmioのSIMカードを取り出して、台詞にテープで留めたのには一寸引きました。SIMを入れて、その場でちょっと時間は掛かりましたがActivationしてくれて、アクセス出来る事を確認して完了。支払は、そのiPhone8を使ってApple Payで完了しました。気になったのは、日本で使用しているIIJmioのAPN設定が残ったままなんですが、このOptusのSIMがちゃんと動いていること。一応AustraliaのキャリアーのSIMだからいいのかな。MVNO同士だと、APNをちゃんと設定しないと駄目なんだろうけど。

次に、ホテルまで移動するために地下鉄を利用するので、公共交通機関で使えるOpalカードの購入。ターミナル端にある"Train"の案内にしたがって、地下にどんどん降りていくと、オフィスブースがあり、ここでOpanカードが購入出来ます。新規に購入するときには、AUD$35以上をチャージしないといけないので、取りあえずここでAUD$35を入れて貰います。カード本体は無料なので、支払金額も同じ。ここは、AmexのContactlessを試してみて、これも問題無く支払完了です。実は、日本を出る前にこのOpal用のアプリをiPhone8に入れており、電車を待つ間にこのカード番号を登録。直ぐに認識されて、これで使用状況とかTop-upも出来るようになります。この後、電車でホテル直近の駅(St. James Station)まで移動しましたが、調べてみたらAUD$18も既に使用されていて、残金はAUD$17。どうも、空港からは空港利用料がAUD#13.40かかるらしく、それでこんなに高額になるみたい。JFKもそんな感じのシステムでしたよね。このOpalカード、一日の上限が決まっていたり、週8回以上利用すると、それ以降は半額になるとか、なかなかかゆいところに手が届くサービスなんですが、この空港利用料は別らしく、そこはちょっと不満。ただ、利用した電車は綺麗で、その点は評価したいと思います(笑)。(続く...)

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