Sydneyでは、"Opal"と呼ばれる日本のSuicaみたいなICカードが公共交通機関で使用されていて、これが非常に便利でした。カード自体は無料ですが、カードを解約するときに、最低でもAUD$5以上の残金が必要とか、払戻先がオーストラリアの国内銀行口座のみとか、実質的にカード自体も有償みたいな物と言っても良いのですが。ただ、カード自体に有効期限はないので、何度かSydneyを訪問するのであれば、使い回せるし、さらに料金のチャージなどは、専用アプリで簡単にできるので、使い勝手や有用性はこれまで利用した同様のカードの中でもトップと言って良いでしょう。
実は、このOpalの専用アプリを日本を出る前にiPhone8に落としてありました。現地に到着して、購入時にAUD$35がチャージされるので、それで入場し、ホームで電車を待つ間にアプリを立ち上げて、カードに記載されているカード番号とセキュリティコードを入力すると、直ぐにカードが登録されて残高確認や追加チャージなど、このアプリで出来るようになります。
また、残高が一定金額以下になるとノーティフィケーションを送る機能や、自動的に指定した金額を登録したクレジットカード(VISAとMasterCard)から自動的に補填する機能、さらには登録したコンタクトレスのクレジットカード(VISA/MasterCard/Amex)を、このOpalカードと同じように乗り降りで使用出来るように設定出来たり、結構至れり尽くせりです。Singaporeのez-linkカードや日本のSuicaの様に、乗車切符以外に物販の購入には利用出来ないようですが、それを割り引いても公共交通機関用のカードとしては再強かも。
Sydneyの料金は、駅から駅への料金は勿論決まっているんですが、一日の上限とか、それも平日土曜日と日曜日で違っていたり、一週間に8回以上乗車すると8回目から30%引きになったり、但し空港利用時に特別利用料金がかかったり、30分以内(だったかな)の乗り継ぎは無料になるとか、色々ルールがあってそこは分かりづらいのですが、一定利用金以上はチャージされないので、普通に使っていてもお得感はかなりある感じです。
一番気にっているのは、こんな感じで履歴が詳しく表示されることで、これだけでもこのカードを使用する意味があると思います。また帰国日に空港へ移動したときに残高不足となり、改札を出るときに一度エラーで止められましたが、この時にオートチャージが実行されたらしく、直ぐに再度改札のゲートでカードをタッチすると、問題無く通過することが出来ました。私はSuicaのオートチャージを使用して居ないので比較は出来ないのですが、もう少しスマートにチャージされると良いかなという気はします。あと、オートチャージの料金設定が、最低AUD$10からなので、このあたりの柔軟性も必要かなという気はしますが。
自分がこれまで経験した海外の鉄道では、結構切符を購入するのが面倒で、券売機の使い方もそうですが、日本と比較して台数が少なすぎる気がします。特に酷いと思うのがSingaporeなんですが、このSydneyもそんなに多い印象はありませんでした。ですから、こう言うセルフチャージして自由に利用出来るICカードが非常に有効だと思いますね。次回のSydney行きがいつになるか分からないけれど、大切に保管しておきます、今回購入為たOpalカード。
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