2019年10月10日

全国からの善意

愛媛大学の構内で不審火があり、グランド内のプレハブ二棟が全焼した事件。そのプレハブを、用具庫として使用していた、アメリカンフットボール部と女子ラクロス部の用具類などが全焼喪失し、直近の試合参加が危ぶまれていた事件。SNS等で状況と支援の要請をしたところ、アメフト部に関しては防具などの目処が立ち、無事12日の中四国地域のトーナメント戦出場が可能になったとのこと。

ラクロスもそうだけれど、アメフトも日本ではやや特殊というかマイナーなスポーツに入るから、防具やボールにしても入手はなかなか大変。これが野球とかサッカーとか、日本でも広く普及しているスポーツなら、かなり容易に用具なんかも集めることは可能だろうけど、ヘルメットにしてもショルダーにしても、逸れ以外のパッド類にしても、基本現役生と、卒業・引退してから数年位の範囲しか手元には無いだろうから、余っているもの予備のものも期待出来ない。実際、大学でもごく一部の強豪校や、父兄会などの支援組織がしっかりしているチームを除けば、結構防具などの準備は大変で、地方などでは代々受け継いで使用する事も結構あると思いますね。安全性からは、本当は望ましくないのだけれど。

また、部員数の倍位の防具が寄付されたようですが、実はポジションとかサイズで結構体に合う・あわないがあるんですよね。メットもそう。サイズだけで無く、中のパッドの具合でかなり装着したときの感覚というか、印象が違って、それはプレーにも影響します。だから、使い慣れだ防具が一番なんだけれど、上手く体にフィットするものが有れば良いなと思いますね。

愛媛というと、アメフトの盛んでチームも多い関西にも近いから、それも良い影響を生んだのかもしれない。一方で、女子ラクロス部の法はまだ防具など十分に集まって居ないみたいで、こちらにも十分支援が集まって欲しいですよね。こちらの試合は、確か19日でまだ少し余裕はあるけれど、練習だって十分にしたいだろうし、早いことに越したことはない。どちらのチームも、まずは精神的な影響から一日も早く抜け出して、満足出来る結果を出して欲しいなぁ。

0 件のコメント:

コメントを投稿