2019年10月9日

「議員」を弄ぶ

NHKから国民を守る党(N国党)の立花孝志党首が、先日当選した参議院議員を辞職として、参議院埼玉補選に出馬するという記事。所属議員を増やすために、色々努力するのは自由だと思うけれど、何かこう言う話って「真面目に国のために仕事しようとしている?」と1万回位問い詰めたい気持ち。まぁ、国会議員とは言え「職業」の一つだから、本人の判断で止める・続けるを選択するのは自由だし、特に続ける場合は選挙という洗礼を受けるわけだから、それは国民・有権者の選択だからまだ許せる。許せないのは、当選したのに任期を満了を待たずに辞職することだし、それによって参議院から衆議院とか鞍替えすること。それなら最初から、鞍替え先の選挙に挑戦しろよと、小一時間。

今回その中でも悪質だなと思うのは、数ヶ月前に当選した参議院議員を辞職して、同じ参議院の補選に出るという事。自分が当選した議席は、次点の候補者に譲れるから、仮に自分が落選しても議席は減らないし、万が一当選すれば2議席確保できる。それも、選挙のルール上認められているなら仕方ないけれど、でもやはり納得出来ない。

例えば、病気であるとか死亡したとか、そう言う場合は辞職することも仕方ないと思うけれど、そうで無い理由で辞職する場合は、その内容によって被選挙権に制限を付けるべきじゃ無いだろうか。例えば、今回のように国会議員を辞職する場合、それが病気などの事由以外の場合、例えば辞職した日から半年間は被選挙権を制限する、と。それによって、知事とか市長とかの自治体選挙には、半年間は出馬できない。さらに、国会議員に出馬する場合は、さらに半年、合計1年間は被選挙権を制限する、というのはどうだろうか。

100歩譲って、仮に議員を辞めて別の議員選挙に出るのは、まぁ逸れでも政治を続けようという意思があるわけだから、まだ多少は許せるけれど、一番許せないのは、選挙で当選しても任期満了前に飽きて止めてしまうような事。某女性大学教授は、社会党の女性議員ブームで当選したけれど、直ぐに止めてしまって呆れたけれど、本当はああいう人達が出てこないように何か仕組みが必要な気がするけれど、それはそれで「自由の制限」という事になるんでしょうね。自由と言う事は大切では有るけれど、そこには善意だけで無く悪意とまでは言わないけれど、無責任なことも含めて善し悪しが含まれていることを実感します。そう言うことにも付き合っていかないと、本当の自由というものは生まれないし維持出来ないわけで、それって名古屋のイベントの話にも繋がる気がする。

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