2022年2月24日

空港アクセス

ここの所の寒波で、特に北海道の札幌周辺の積雪のニュースが流れてきます。新千歳空港では、新千歳と札幌を結ぶ路線が雪で運航停止してしまい、7000人近い人が空港に足止めされたと今朝のニュースでも流れていたけれど、改めて空港の立地とか市街地とのアクセスに関して考えさせられますね。

例えば福岡空港だったら、空港は市内のほぼまん中にあるから、まだ何とかなりそう。羽田空港は、都心にはあるけれど場所的には臨海部で離れているから大変そうだけれど、それでも京急線は地下部分が結構有るから除雪作業で頑張れば、京急蒲田くらいまでは移動出来るのかな。成田空港は、多分缶詰状態でしょうね。新千歳よりも距離もあるし、もっと大変そう。色々考えると、空港とターミナルとの接続は、可能ならば天候の影響を受けないであろう地下交通で結ぶのが良いような気がします。ただ、地下鉄で何kmも接続するとなると、コストは大変そうだけれど。でも、空港に到着してお終いという訳にはいかない以上、空港とターミナルとのアクセスってやはり重要だと再認識します。

飛行機の離発着があるから、かなり広い場所が必要だし、騒音問題も有る。また、場合寄っては落下物とかの問題も有るから、どうしても新規の空港となると郊外とか海上に新設するしか無くて、そうなるとターミナルとは距離が出てしまう。羽田にしても、福岡にしても、昔から有る場所を利用しているからあの場所にあるわけで、新規に作るとなるととてもあんな感じにはもう作れないでしょうし。静岡空港は、本当に山の中の場所にあるけれど、仮に航空自衛隊の浜松基地が官民共用空港として整備されたら、多少はアクセスは良いかもしれない。それでも、浜松基地は浜松駅から結構距離があるから、気軽に利用するにはちょっと遠いけれど。

地下鉄は、雪害に発揚かもしれないけれど、例えば大雨とか地震とか、そう言う場合には逆に脆弱性が生まれるかもしれない。空港だけで成り立つ交通機関で無い以上、バス、電車、タクシー、場合によっては徒歩とか、色々なアクセス手段を設けないと、万一の場合には大変だなぁと再認識したけれど、結局はそれってどんな災害の時にも最悪の場合を想定して最善の準備をすると言うことに尽きるわけですよね。その為には、お金も人手も時間も掛かるので、中々難しい問題ではあるけれど。私も出張で冬のシカゴとか何度も利用したこともあり、隣接するHiltonもよく利用したけれど、万一、万万が一の対応や対策って忘れた頃に必要になるのでやっかい。今回も早く解決することを祈るばかりです。

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