2022年2月6日

そこは広報の責任では

二回目までと比べて、中々接種が進まない三回目のブースター接種の責任を問われる堀内大臣に対して、それを弁護する前ワクチン担当大臣の河野議員。

最初のツイートでも、状況が分かっていることは分かるのだけれど、コロナ禍もまだ収束して居るわけでも無いのに、何故そんなに支援体制が変わってしまったのか、その説明が政府から無いから、堀内大臣に批判が集まることも仕方ない気がします。書かれていることは、結構重要な問題だと思うのに、それに対して堀内大臣からの要求とか対策はどうしているんだろうか。色々理由や状況の編があっての体制の変更なんだろうけど、やはり責任者として必要な作業を進めるために不足している点、戻すべきと思うことは主張して官邸に掛け合って取り戻さないといけないと思う。

一つありそうなのは、これまで2年近くコロナ禍対策をして、それなりに体制なり仕組みが完成したから、その部分に掛かっていたリソースを減らすという事はあると思う。でも、ワクチンチームの人数を削減なら分かるけれど「激減」というのは疑問だし、都道府県とのリエゾンチームが開催とか、ワクチンメーカーとの交渉一元化が成されていないとか、根本的に問題点が残っているように感じられます。このツイートの数日前に、YouTubeで河野氏が出演している魚屋さんのチャンネルを見たのですが、同じ央子とを言われていたんですよね。つまり、昨日供給に分かった話でもないわけで、それならば元責任者として岸田氏なり官房長官なりに具申しても決して権限の逸脱では無いと思う。と言うか、広報宣伝の責任者に河野氏は今はなっているのだから、そう言う事を発言して周知していくことも仕事の一つなのでは。

官邸の主役が、菅氏から岸田氏に変わった故の影響なのかもしれないし、デルタ株が日本では比較的軽微な状態で進んでいたから、オミクロン株対策に後手に回っているのかもしれないけれど、必要な事は今すぐにでも実行するのが内閣の責任だと思うし、非常事態宣言よりも必要な情報が十分に届いていないことをもっと重要視するべきだと思う。実は、ワクチン接種で2回目はとっくに国民の8割越えしていると思っていたら、まだ80%を超えていないんですよね。随分前に一回目が一億回を超えていたので、2回目もとっくに一億回を超えていたと思っていたんですが、まだそうでは無いらしい。ピーク時には一日あたり170万人も接種していたのに、今はどれくらいの接種者数なのだろうか。3回目の接種も進めないといけない事は分かるけれど、今2回目を打つ人も実質的には抗体が増えるから3回目のブースター接種と同じ位の効果が期待出来るんじゃ無いだろうか。そう言う意味では、3回目とともに1回目を接種した人の2回目完了を早く進めるべきでは。そういう部分での堀内ワクチン担当大臣の責任は大きいと思うし、前任者としてまた党の広報責任者として、河野氏の活動ももっと積極的に進めて欲しい。それは、決してご本人も嫌いじゃ無いだろうし。

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