2022年3月3日

サブスクは変化するチャンス

 家電のサブスクには、私も個人的に興味が有って、その最大の理由は家電製品特にデジタル系の製品のサイクルが、どんどん短くなってきていて、本当に2年もすると新しい機能やサービスが内蔵されている製品が登場してくるから。以前なら、4~5年のライフサイクルで新しい製品に乗り換えていけば十分にそのサービスや機能を満喫できたけれど、今ではそれが半分所かさらに短くなっている印象。そうなると、「購入する」事と同額か低価格ですむのであれば、別に所有する意味も無く、サブスクで十分と言えます。

昨日だけで無く、例えば冷蔵庫にしても、全体の容量も考えないといけないけれど、最近のように冷凍食品とか作り置きとかが普通になってくると、例えば冷凍室の大きさの比重が高くなってきたり、場合によっては冷蔵庫と冷凍庫に二台持ちなんていうことも考えるようになるかも。また洗濯機にしても、洗濯機と乾燥機の二台持ちにするのに、ドラム式洗濯機のように一台で賄える方が良いのか、感想は浴室乾燥で賄える方が良いのか、選択肢も増えてきているので、出来れば「お試し」みたいな感じでトライアル出来ると良いかもしれない。いずれにしても、買い換えサイクルがどんどん短くなってきていて、購入するタイミングは増えているのに、流石に毎回支出するほどの余裕は無いというジレンマが一番大きく、それを解決するのがサブスクなんじゃないかと。

その時に思うのが、自由に入れ替え可能は良いのだけれど、そうなるとその家電製品のサイズが有る程度統一されている、あるいは入替可能な範囲でのサイズ違いで無いと、結局は同じ様なものしか利用出来なくて不満が募るのでは内科塔子と。洗濯機にしても、通常タイプから斜め式にしたいけれど横幅が足りないとか、冷蔵庫にしても横幅だったり高さが必要とか、いろいろ実際に入れてみてから気がつく部分も多いのでは。それ以外にも、例えば電子レンジと炊飯器を置く場所はあるけれど、そこに食洗機や圧力鍋とか、家電製品を追加して置く場所が無くて断念するとか、結構スペースの事も最初から考えないと、幾ら便利なサブスクでも困ることが後から発生して余りメリットを感じなくなるかも。当然スペース問題には、「コンセントの数」も重要で、たこ足配線するのは見た目にも安全性にもNG。新築なら有る程度考えて配置することも出来るだろうけど、賃貸とかだとそういう部分も含めたレンタルサービスがあると良いかもしれませんね。コンセントからのタップに安全装置を入れた「拡張タップ」みたいなものと一緒にレンタルサービスするとか。

例えば、家族が増えたり減ったりして、炊飯器とか冷蔵庫とかのサイズアップ・ダウンしたいとか、テレビや音響製品はサイズアップや機能アップを最新のものにしていきたいとか、さらには宅内のネットワーク構築(ローカル5Gとか)や、スマートスピーカー網構築とか、多分時代の流れの方が早くて、実際に機器を揃えるとなると、お金も手間もこれからはどんどん大きくなっていく時代になるような気がします。そうなると、そのうちに自宅にサブスクを入れると言うよりも、希望のサブスクが設置された新しい住居に移動する、みたいな生活スタイルが生まれていくかも。リモートワークや他拠点生活がもっと認知されれば、ホッピングしつつライフスタイルを変えたり、グレードアップ・ダウンしたりという一つの切っ掛けになるんじゃ無いだろうか。所有物があると、どうしてもそれに引っ張られる部分も多いのですが、「持たない」という事は身軽という事でも有るので、自分の生活だったり仕事を振り返り変化する大きな切っ掛けになるかもしれない。そう言う意味では、サブスクサービスもそう言う事も含めて提案すると、ライフプランナー的に長い付き合いが出来るんじゃ無いだろうか。資産とか遺産とか、色々これまでの考え方が大きく変化する切っ掛けにもなりそう。

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