昨日一番のニュースではないだろうか、韓国が日本との「軍事情報包括保護協定(GSOMIA)」を更新せずに、そのまま破棄する決定をしたことは。日韓双方の軍事情報を共有することで、より効果的に北朝鮮や中国などに対応するための協定だったものが、今後は韓国は一人でやりますというような物なんでしょうね。日本としてはも、北朝鮮情報がこれまでよりも限定されるから、対応するのが難しくなるんだろうか。
ただ、この協定が締結されたのは、3年前の朴槿恵前大統領の時な訳で、そう言う意味では彼女に対抗したいし、親北政権としても、この協定の存在はあまり嬉しいものでは無かったのかも。それもあって、今回渡りに船(?)で、協定破棄まで進んだのも理由のような気がする。
大体、最初の一歩は「輸出管理の優遇措置停止」な訳で、別に「輸出停止」も「輸出禁止」もしていない。それが何故か一気にヒートアップして、対抗措置を執るようになり、しかも余り好調とは言えない自国経済に対しての影響も考慮していない様子で、単に延髄反射しているだけのような気がする。大体GSOMIA破棄するなら、先のレーダー照射事件の時にやれば良かったわけで、それを今回の様な輸出入管理に絡めるというのは、本末転倒の転倒100回みたいな気がする。
可能性はかなり低いとは思うけれど、韓国が考えそうなシナリオとしては、まずは時刻の面子のために一度破棄を発表。しかし、ここでアメリカの説得を受けて世界のために仕方なく妥協するという形で、破棄はせずに取りあえず次の一年間の継続をぎりぎりで決定する、というのはどうだろうか。これなら、自分達の面子も守られるし、日本に対して嫌がらせも出来る。アメリカは怒るだろうけど、今の韓国はそんなことはしったこっちゃ無いだろうし、これで自分達が主役になったと思うのでは。まぁ、仮にその通りになったら、アメリカはアメリカで、さらに直接北朝鮮とのパイプを作るだろうし、韓国からの撤退も視野に入れるでしょうね。いずれにしても、韓国の得る物は何も無いような気がするんだけれど、それがあの国らしさなんだから仕方ないか。
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