ラジオ局の経済的事情から、経費の掛かるAM放送を廃止して、ワイドFM放送へ一本化することを総務省の有識者会議が容認。これにより、AM放送局がAM波放送を廃止して、ワイドFM放送へ移行することが予想されるという記事。
グラフを見ると、FM波も減少傾向ではあるけれど、AM波はここ30年で半減していて、確かに致命的。色々理由はあると思うけれど、一番の理由は「受信機=ラジオ」自体が生活の中からどんどんなくなっているのが大きいと思うなぁ。うちはラジカセとかまだ残っているから聴けるし、FMチューナーもあるけれど、AMチューナーなんて持っている人はもう居ないだろうし。FM放送が辛うじて留まっているのは、これ多くは車のラジオじゃないかなぁ。となると、自動車保有率も下がっているから、決して楽観できない。
もう一つの理由として、インターネットラジオの存在が大きいと思いますね。私もチューナーもあるけれど、やはりradikoを利用するのが一番多いし。最近購入したクルマには、au(KDDI)のネットワークが入っていて、社内状況とかリアルタイムでネットワーク経由でモニターされるんですが、あれを利用してradikoとか利用出来るようにすれば、AM/FMチューナーはいらないなぁ。ただ、ネットワークが途切れるトンネル内とか気候地形条件によっては利用出来るとは限らないですけどね。その辺放送も似たようなものだけれど(どちらも周波数は異なるけれど電波使うわけだから)、auよりFM、FMよりAMと強さはありますからね。
個人的には、子供の頃にニクロム面を塩ビ管に巻き付けてコイルを作り、アルミ板をビニール袋に入れて挟んでバリコンを作り、そこにダイオードを組み合わせて「ゲルマニウムラジオ」を作ったものだったけれど、あれももう出来なくなるなぁ。それがちょっと寂しいかも。電源無しで、地元のNHKとかSBSラジオとか聞こえたんですよね。本当に廃止される前に、遊びで何十年ぶりに作ってみようかしらん。あっ、でもアンテナ張る場所が今は厳しいかも。昔は40mとか50mとか平気ではれたけれど、今は無理だなぁ...
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