2019年8月20日

情報戦

twitterとFacebookが、中国当局と関係があると思われるアカウントを、大量に凍結したという記事。本来、中国国内ではtwitterもFacebookも使用出来ないはずで、その場所からアカウントが作成されているというのも不思議な話。中国と右脚が直接と言う事は無いだろうけど、その意思を受けた個人なりグループが作成して活動しているんだろうという事は以前から言われていて驚かないけれど、それでもこうやって具体的に事例が出てくると「やっぱり」という気持ちしか浮かばない。

大体、中国国内の放送局では、香港の様子は放送されていないわけで、その情報を受けて何で国内からの書込が出来るのか、その矛盾を誰も感じないのだろうか。中には、中国国内からVPN等を利用して上手く利用して居る人もいるのかもしれないけれど、仕事の出張などでも中国本土に行くと、一種の音信不通になるというのはある意味常識なので、今後はもっと厳しくアカウント管理してもいいのでは。

最も、こう言う事を悪用して、本来そうでは無いのに「問題だ」と申請して凍結されてしまうアカウントもあるんですが、その辺り凍結しても、それなりの証明なり何か方法があって説明してそれが納得出来れば凍結解除されるような仕組みも必要ですよね。その場合には、凍結申請したアカウント側も精査して、何か本来の目的以外の意図が無かったか確認して、意図的な行為であればそちらを凍結するとか。

過去には、新聞とか放送局が中心だったわけで、何か戦争とか内戦になるとまずはテレビ局を押さえるとか、放送局を押さえると言うのが定番だったけれど、現在の情報戦ではSNSを押さえることが第一歩になっているんですね。ただ、SNSの場合は、既存メディアの様に少数の放送局を押さえれば完了という話でもないのが悩ましいところ。いずれにしても、益々情報リテラシーをしっかり持たないといけない時代になったなと再認識。

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