最近移動中にiPhone6で音楽を聴く時には、ANAの機内販売で購入したBOSEのQuietComfort 20iを使用しています。ノイズキャンセリング機能もさることながら、イヤーパッドが耳穴に挿入するという要理くっつける感じで負担が少ないのが凄く良くて、それで最近のお気に入りになっています。もう一つは、リモコンがついているので、iPhoneのプレーヤーを手元で操作出来ること。これ、移動中特に絶って電車などに乗車している時には凄く便利。
で、昨日の金曜日の出社時に、たまには変えてみようかとふと思い立ち、かなり昔に購入したER-6iを引っ張り出してきて試してみました。これは、もう10年位前になるかなぁ、フライト中に外部のイズを遮断しつつ、子守歌代わりに音楽を流せるようにと思って初めて購入したカナルタイプのイヤホン。最初のその温室の良さに驚き、以後ずっと使用しているもので、その後ER-hf5とかER-4Sなんかを購入する切っ掛けになったもの。イヤホン部分が小さいので、装着しやすいというのも気に入っていますが、密閉度が高いので外部の音がほとんど聞こえなくなり、だから気をつけないといけ異な事もありますが。で、BOSE購入前にはER-hf5とか中心に使用していたので、本当に久しぶりのER-6iで、音が出るか心配でしたが相変わらずいい音を鳴らしてくれます。密着しているから、新幹線の雑音も気にならない。というか、BOSEを購入直後に感じた、ノイズキャンセリング機能故に実際の再生音の輪郭が甘くなる感じを再認識してしまいました。この輪郭のクッキリした音を聞くと、やはりBOSEの音はぼやけている感じがします。
まぁ、BOSEには装着感というカナルタイプには出来ない機能があるし、リモコンもついているので、それは毎回充電しないといけない手間を補って余り有る機能だと思うけれど、事温室に関して限定すると、やはりノイズキャンセリングタイプは不利だなと。だって、ノイズを相殺するためとは言え、再生する音楽の音以外の音を被せるわけですからね。イヤホン・ヘッドホン作成者は、どれだけ外部の音をシャットダウンしようかと苦労してきたことと、ある意味真逆のアプローチなわけですから。BOSEの場合は、イヤホン部分が密閉されていないことも、再生音の輪郭不足さを感じさせる理由なのかもしれませんね。ここの密閉度がアップすれば、例えば私は余り好きでは無いけれど耳を覆うタイプのヘッドホン利用なら、もっといい音が聞けるかもしれない。
いずれにしても、その使いやすさからBOSE購入後はほぼ移動時に使用してきたものですが、やはり音に集中できるという意味では、其れ以前に購入したカナルタイプのイヤホンには勝てないなと再認識。今後は、併用することは勿論、少しはこの奥で眠っていたイヤホン君達を、少し活用しようかと思っています。ER-6iについては、流石にもう古いモデルで開発元にも掲載されなくなったので、そろそろ使い潰しても良いかなと思うようになってきましたから。でも、このサイズでこの音というのはなかなか魅力的なので、暫くは使い続けると思うけれど。消耗品でもある、イヤーパッドとフィルターを今のうちに少し買い込んでおかないと(笑)。
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