2018年2月9日

理想は遠く...

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、AIと5Gの世界について。読んでいて思わず「そうそう」と激しく同意したのが、コラムの後半に書かれている、住所入力時に番地を全角で入れさせられる不満。なるほど、数値ではなくて「数字」だから全角と言うけれど、納得いかないなぁ... まぁ、酷い場合にはアルファベットや記号(\とか)も全角で入れさせるしなぁ。私は、英数記号は半角で無いと気持ちが悪い性質なので、いつもイライラします。山田氏は、そういう所こそAIが処理すればと書かれているけれど、数字くらいならLock-up Table一つで全角に変換可能だろうし、多分そんな関数を作る事くらい難しくないと思うのだけれど。

もう一つの話題5Gも、今のネットワークスピードやトラフィックで賄い聴けないようなコンテンツ配信されている状況改善に繋がるという話ですが、昔3GとかADSLを「早い」と感じていたのに、それが4G/LTEになり光りになっても、十分と感じなくなるのが世の中なわけで、多分同じような事が繰り返される気がする。それに、私が心配する話では無いと思うけれど、末端のラストマイルが5G化されても、その手前幹線のネットワークのスピードや容量がそれを賄えるほどリソースがあるのか疑問なんですよね。勿論、大都市間の間などなら、それなりに太い回線や多重化もされているんだろうけど、そこから一寸離れた場合等は困りそう。東京-名古屋-大阪の幹線沿いはいいけれど、例えば東京から仙台や札幌とか、大阪から先の広島や福岡とか、多分それなりのラインが引かれているんだろうけど、コンテンツは日本中で利用されるのに対して、データの流れがその幹線を考慮して流れてくれるわけじゃ無いですしね。

最近はAIが持てはやされて、仕事でもそれに関しての地券が必要になってきたんですが、二昔位昔にブームになった「人工知能」とか「ナレッジシステム」とは一寸違う流れなのは、やはり時代の流れなのかなと感じています。特に技術進歩のたまものだと思うのは、昔は人工知能を人間が教育して育てていく物というイメージでしたが、最近は人工知能同士が互いに学習して成長していく手法が当たり前のように登場して、しかも成果を出していること。一つ心配なのは、成長度合いは加速されるだろうけど、それで到達した知識なり機能が利用者である人間が望んでいる物かどうかは分からないこと。人間が介在していないわけですから、その進化方向はある意味偶然にも支配されるだろうし、常識とはかけ離れた方向に進む可能性だって大きい。実際、某社の人工知能が学習した結果、とある独裁者的な意見を言うようになり強制終了させられたとか、リスクもあるんですよね。

それでも、学習時間の加速圧縮は必要なわけで、その為にどう言う方法があるのか、タイムラインの流れや情報処理能力に圧倒的な差があるAIと人間のインターフェース、関わり方というのが、個人的には一寸面白い分野になるんじゃ無いかと感じています。まぁ、そういう意味では、住所で番地を全角で入れることを自動変換するAIが実用化される前に、全ての住所が数値化されて、それを入力要求するAIが登場してくるかも。AIの求める理想=最適値と、人間が求める理想=快適度が、どれだけ同調できるかという摺り合わせが、重要ですよね。

0 件のコメント:

コメントを投稿