2018年2月22日

JR東労組のスト

JR東日本の労組が、賃金アップを要求して3月2日以降にストライキを打つというニュース。私が子供頃とか学生の頃などは、まだJRが前身の国鉄の時代で、毎年のように春になると「賃上げ、待遇改善、スト決行」と首都圏の電車がボロボロになっていた記憶がありますねぇ。勿論、首都圏で電車が止まるような大規模なストライキは何年に一回位だったけど、所謂「遵法闘争」なる、法律には違反していないのだけれど、ぎりぎりの所で仕事をすることで、その遅延が蓄積して大きな遅延になるようなストは何度もあったなぁ。確か、ストライキをやっているときには、鉄道学校の学生とかが集められて臨時に駅構内の改札とか(当時は一つ一つ切符を切っていた)、整理とかして居た記憶がありますねぇ。

今回は、ストライキはするけれど、運行に影響するストライキはしないという不思議な状況らしくて、それってストライキの意味があるのかよく分からない。多分何らかの負荷をJR東日本に与えれば良いので、外部的な運行に関しては影響しないけれど、内部的な所で活動するんだろうけど、でも結局はそう言うことが外部に影響して事故とか発生する切っ掛けにもなるんですよね。以前のように止めてしまえばまだしも、今回の様に見た目は普通に運行している場合、仮にストライキとは関係無い何かの事故なりトラブルが発生したら、世間の批判はストライキを実行した労組に向くんじゃ無いだろうか。その時、彼らはどう対応するのか。

昔は「ストライキ」というのは一大行事であり、ある意味最後に使う伝家の宝刀だったりしたわけですが、最近ではそんなことを使用物なら「じゃアウトソーシングします」とかいわれそうだし、昔ほどの影響は無さそう。勿論、JR東日本のように簡単にアウトソーシングできないビジネスもあるから、無駄とはいわないけれど、仮に将来的に自動運転が普及してきたりすると、ストライキして貰った方が運行精度がアップしたりして。

流石に人でも多い土日の週末に実施することは控えるんだろうけど、その時に遭遇しないように祈るだけですね。

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