2018年2月12日

支払は現地通貨で

SingaporeのCrowne Plaza at Changiをチェックアウトするとき、当然カードで決済するので事前に予約時に登録したVISAカードを提示して精算してもらうんですが、この時に現地通貨(Singapore Dollar)か日本円か選択させられます。これ、旅慣れない人やクレジットカードに不慣れな人は「日本円」を選択する場合が多いと思うんですが、こう言う場合は得てして現地通貨で精算した方が、実際に支払う金額は少なくなります。理由は、日本円の金額は、そのホテルなりが独自に設定した為替レートで換算されているので、通常のクレジットカード会社が設定するレートよりも、かなり割高になる事が多いから。実際VISAのサイトにも説明が掲載されています。

今回一寸酷いなぁと思ったのが、そのレート設定。生産金額の現地レートではSGD$600一寸でしたが、隣に掲示された日本円は6万ちょっと。SGD$1=100円のレートで計算しているみたい。この日の円-SGDのレートは、SGD$1で82円を少し切るくらい。まぁかーど会社の場合はその月のレートをいろいろ個別に設定しているけれど、これだと85円を超えることは無いでしょう。20%近い水増しをしていることになります。

毎回こういう機会に確認しているわけでは無いけれど、+10%位の水増しなら良い方で、大体15~16%が普通でしょうか。顧客としては「何だそれ」なんですが、あえてホテル側、あるいは販売店側の理由を想像すると、毎日の為替変動に合わせてシステムのこの値を日々変えていくことは出来ない・大変なので、それなりに大きな変動が有った場合でも問題にならない(損にならない)ようにマージンを大きめに取っている、ということなのかも。そう言うことって、実は仕事でも海外とお金のやり取りがある時には発生する話で、なかなか難しいところです。

今回、宿泊代以外の食事など部屋付けした物が無かったので、事前に今回はサービスチャージに税金が加わって幾らくらいになると言う事が分かっていたので、チェックアウトの時もこれくらいという金額が頭にあり、となると80円一寸かけて請求は5万円位かなと言う事を想像していたのが良かったかも。だから表示された日本円が「6万円幾ら」というのを見て、思わず心の中で「嘘だろう!」と反応したくらいでしたから(笑)。別にホテル側もお客の顔を見て決めているわけじゃ無いだろうけど、余り気分が良い物でも無いですよね。まぁ、そんなこともあったという備忘録的に...

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