2024年2月14日

広告塔

毎日報道される、L.A. Dodgersの大谷選手の動向。その中で、スポンサー企業でもあるポルシェの車を、日替わりで変えながらキャンプ地へ通う様子が話題に。流石に4日、5日と過ぎると「毎日」というのは無理があり、今のとこ3台(3車種)が確認されているらしい。最低でも1100万円で、最高額の車だと2300万円位。最初は、大谷選手のスポンサーだから、ポルシェが提供していると思ったら、実際に貸しだしているのは3台のうち1台だけで、残り2台は大谷選手の自家用車らしい。それだけで、3000万円以上に相当するのだけれど、野球以外は無趣味に感じられる大谷選手は、車には興味があるんだろうか。

少し前に、MLB史上最大の10年で邦貨1000億円以上の契約を結んだ大谷選手だけれど、97%の後払い契約のため、実際に毎年受け取る年俸は3億円位らしい。それでも結構な金額だと思うけれど、今回話題になっているのはその契約金以外の「収入」に関して。まぁ下世話と言えば下世話な話だけれど、あれだの世界的選手、世界的有名人だから、企業としても会社のシンボルとして出し惜しみしないんでしょうね。分かっている範囲で10社以上と契約していて、推定で50億円を越える公庫浮く契約料が出てくるらしい。今回のポルシェにしても、大谷選手が運転をしてキャンプ地に入ってくる映像が、世界的に何度も放送されるのだから、1000万円位の車の貸し出しで得られるリターンとしては、十分すぎるのでは。ポルシェ以外では、先日のイベントで着用したセイコーのGS(推定180万円)が取り上げられていたけれど、GSを購入する野球ファンとか増えるんだろうか。 

日本企業との広告契約の場合、当然契約料は日本円何だろうか。となると、円安の今はドル換算すると結構目減りしそうだけれど、大谷選手にしたらそんなことは気にしないような気もする。円ドルレートを幾らに想定するかによるけれど、円契約は日本で、ドル契約はUSで保有して行くのが一番のような気がする。その分、双方で税金対応しないといけないんだろうけど、ああ言うのってどういう風にマネージしているんだろうか。自分なんか、自分の確定申告だけで四苦八苦しているのに、国際的にお金やり取りが有る場合なんて、多分発狂してしまうそうな気がする。まぁ、あれだけの収入があったら「多少余分に払っても良いから、後からとやかく言われないようにしてくれ」と言うんだろうなぁ。

ああいう広告塔として契約をする場合、同一業種で被るような契約は排除されると思うので、契約本数を増やすためには、いかに契約可能な業種を増やしていくのか、というのもマネージメント的には重要な戦略になるんでしょうね。大谷選手クラスになると、その業種設定何かも大谷選手側が有利何だろうか。例えば「飲料全般」とせずに「アルコール飲料」「ソフトドリンク」「緑茶」みたいに細分化して、それぞれライバルメーカーに販売しても良いだろうし、そうさせないためにパッケージ化としてインセンティブを付けさせるやり方もあるだろうし。そんな中でも、やはり一番訴求力のあるのは野球用品であることは間違いないので、そう言う意味では今シーズンからスポンサーに入ったNew Blanceは幾らで契約したのか気になりますね。スポーツ選手の場合、幾ら有名でも実績が無ければ契約して貰えないわけで、そう言う意味では知名度も実力も二刀流で備えているからこその結果ですしね。今シーズンは、いつ試合観戦に行けるだろうか。チケットは争奪戦になりそうですね。

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