数あるコーヒーチェーンの中で、スタバを利用している結構大きな理由の一つが、Mobile Starbucks Cardの存在だったわけですが、そのサービスが昨日2024年1月31日で終了。非常に残念です。若しかしたら他のコーヒーチェーンでも同様のサービスが有るのかもしれないけれど、iDとかSuicaとかEdyの感覚でいちいちアプリとか起動しなくてもタッチ決済可能で、しかも自動的に自分のアカウントにポイントも貯まるしオートチャージ設定も出来るし、個人的に派非常に気に入っていたサービス。ただ、SuicaとかEdyみたいなアプリを一企業が自社の店舗用に開発・メンテナンスしていくリソースは馬鹿にならないでしょうね。それがこのサービス終了の理由だと個人的には思っていますが、QRコード決済が残るのだから美味く関連付けしてくれれば良いのに。
自分の知識での想像なので間違っていることもあるとは思うけれど、Mobile Starbucks Cardの場合は、スマホ内アプリで課金管理や認証動作などをして、結構面倒な処理をしていたのだと思います。その為、確かAndroid版だけのサービスだったと思うけれど、メーカーや機種によっての違いも有るだろうし、Androidのバージョン違いの対応もあるだろうし、かなり大変だと思う。それに、事実上日本国内だけのサービスですからね。一方でQRコード決済は、端末経由でそのQRコード(=Starbucks Card)をサーバーに送って、サーバー側に登録されている個々のデータ照合と更新をすれば良いだけなので、店頭端末の負担は通信だけだろうし、サーバー代わりアプリにしても、カード認識方法がQRコード経由か専用カード(=Starbucks Card)のID認識の違いだけで、店頭端末から先のネットワーク内の話は共通化出来るから、全体的に負担は少ないんでしょうね。この辺りは、〇〇payと電子マネーの関係を見ていると、凄く良く分かる気がする。
で、昨日1月31日は「Mobile Starbucks Card」利用可能最終日でしたが、実はその前日に既に自分のスタバアプリの中では移行作業をしておきました。スタバアプリの中に登録されている、Mobile Starbucks Cardに残っている残高を、別に登録しているカードに転送して、今後はそのカードをメインカードとして使用することに。最終日まで、ずっと使っていたMobile Starbucks Cardを使用しても良かったのですが、自分のことだから忘れてしまい2月1日以降もついタッチしてしまいそうなので、一日早く移行作業を完了しておきました。その為、昨日はいつもの様にスタバへ言ってコーヒーを購入したんですが、顔馴染みのスタッフさんは何も言わなくてもMobile Starbucks Card使用だと思ってPOS端末を操作してしまうので、オーダーの時には「〇〇と〇〇をお願いします。あと支払は今日からはQRコードでお願いします。」と先手必勝モード(笑)。一瞬怪訝な顔をした顔馴染みのスタッフさんを見て「今日がモバイルスタバカードの最終日なので、一日早く移行して置きました」と言うと、直ぐに納得した顔に戻り、バーコードスキャナーを取りだして、画面表示をしている私のQRコードをスキャンしてくれました。その後「そうなんですよねえ、今日で終わりで申し訳ありません」と言われてしまい「いゃいゃ、仕方ないですよね」等と会話したんですが、やっぱりこの利便性が無くなるのは残念です。
私は、通常の支払・決済では、全く「〇〇pay」を利用していないので、ある意味今回が初めて「QRコード決済」を利用する機会になるのですが、FeliCa/NFCのタッチ決済に成れているとやっぱり面倒ですよね。スマホを取り出すところまでは同じだけれど、タッチ決済ならそのままスマホを端末にタッチすれば終わりなのに、QRコード決済だと、
- スマホを取り出す
- 指紋認証で画面ロックを解除する
- スタバアプリを呼び出す
- 「Pay」アイコンをタップしてStarbucks Cardを表示する
- 使用するカードをタップしてQRコードを表示する
- それを提示してスキャンして貰う
- 画面を閉じる
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