2024年2月2日

罵声が仕事?!

昨日仕事で名古屋方面に出かけていたんですが、その帰り際名古屋駅の新幹線口での事。名鉄の駅から反対側にある名古屋駅の新幹線口に向かっていた時、新幹線口の横のみどりの窓口前位まで来たところで「〇×△☆×■●〇×」と何やら大声が聞こえます。最初、「こんな時間から酔っ払いか?」 とも思ったんですが、改札口前に到着すると、その罵声の主は改札の内側にある、駅の改札窓口前で何かどなっている様子が見えました。

「たった10分早い新幹線に乗っただけで、8,000円も払わされて、それで10分たってもまだ終わらないというのどういうことだ」みたいな事を延々と窓口の内側にいるのだろう駅員さんに向かってどなっています。身なりは、結構しっかりしたスーツにコート姿で、大手企業の役員みたいな格好ですが、その口から出てくる言葉のイントネーションが関西弁で、しかも恐喝するような口調で大声でどなっているから、まぁ893の脅迫場面みたいな感じ。

同じような事を繰り返すだけなので、何がどうなっているのか良く分からないけれど、少なくともこの人は多分指定していた新幹線よりも速い新幹線に間違って(?)乗車したことは確からしい。8,000円云々というのは、グリーン車の空席にでも座っていて、そこで車掌さんから指摘されて降車駅であろう名古屋駅で精算しようとしているのだろうか。仮にそうであれば、100%この人の落ち度な訳でここまでの罵声を浴びせることもない気がするけれど。偶々駅員さんの処理手続きが遅いので瞬間湯沸かし器的に切れてしまったんだろうか。でも、普通精算処理は車内でするはずなので、窓口で手続きが必要というのは何なんだろうか。もしかした、元々の指定席チケットの払戻でもしていのだろうか。まぁ、いずれにしても回りに居て不愉快になる光景であることだけは確かでしたね。

時々自分に非があるのにああやって相手に文句を付けている人を見かけるけれど、久し振りにこんな傍若無人という光景を見ました。どういう立場のどういう人なのか分からないけれど、日頃からこう言うことをやっているんだろうなと思わず感じてしまうので、やっぱり衆人の中での行動や発言に関しては、回りを意識しないとね。仮にこの人がどこかの会社の社長だったり責任のある人で、その取引先なりがこの光景を見たら、多分次からの取引を再検討するんじゃ無いだろうか。もし自分がその立場だったら、考え直すと思います。勿論、それだけの怒りが表に出るような行為をこの人が受けたことも考えられるけれど、それならそれでその理由なり不満点を相手に示して対応すれば良いだけで、こんな脅迫まがいの行動に繋がるとは思えない。しかも自分から「たった10分早かっただけで」と言っているのだから、自分に非があることは確実だろうし。「壁に耳あり障子に目あり」という諺の意味とはちょっと異なる光景だけれど、今の時代あちこちに監視カメラはあるし何かあればスマホで撮影されることは覚悟しないといけない時代。こう言う事も、若しかしたらとんでもない事の切掛になるかもしれないと思わないと。主張は正々堂々とすれば良いと思うけれど、それがどう見られるかという事も意識しないといけない時代なんですよね。

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