2024年2月27日

2024シーズン

国内社会人アメリカンフットボール春のスケジュールが発表されて、今年は例年よりは少し遅めのG.W.に入ってから、東西ともに春のシーズン(公式戦)が始まる様子。正直、タイミング的にはちょっとなぁという感じ。やっとコロナ禍が開けて(慣れて?)、多分今年はG.W.にあちこち出かける人が一気に増加するだろうから、そうなるとG.W.真っ最中の試合開催というのは厳しいのでは。

ヨーロッパのリーグ等は、レギュラーシーズンが春なので、彼らはこれから本番が始まるタイミング。日本の場合は、春は公式戦は行うけれど、どのチームも前年のチーム体制から新しいシーズンに向けてリクルーティングだったり、チームビルドを始めた時期なので、それぞれのチームで結構温度差があるのもこの春のシーズン時期じゃないだろうか。最近は知らないけれど、以前は「春シーズン不要論」を唱えるコーチなんかも結構いたし。その気持ちは分からないでも無いけれど、だからと言って秋のリーグ戦は、以前だと5試合程度で最近でこそ7試合位迄増加したけれど、3ヶ月位の間に6~7試合でシーズンが終わってしまうスポーツ何て、普通は興味を引かないだろうなぁ。

個人的には、やはり最低でもリーグ戦10試合+プレーオフ、位はやって欲しい。 数年前のX1 Superはそれに近い形で開催されていたけれど、当時は8チームだったので7試合+プレーオフと少し物足りなさも正直有ったんですよね。チームの大変さは勿論分かるんだけれど、一ファン、一観客として観ると、やはり今の試合数は物足りないにも届かない位少ない気がします。もっとも、チーム数が少ないので試合を組むのも大変という事情もあるんですが、かといってチーム数を見かけ上増やしても、今度は力の差がありすぎて何の試合か分からない試合が増えてしまうのは、10年20年位前のリーグが証明していること。有る程度戦力が集中してしまうのは仕方ないとしても、やはり1TD/2TD位の差でどの試合も進むくらいの戦力差は維持したいところ。

その戦力差という意味では、今シーズンから規約が改正されて、特に外国籍選手がこれまでのチームで4人が3人に減る影響がどうなるか。またそれと連動して、所謂「プロ契約選手」も、外国籍4人、日本籍4人が、それぞれ一人ずつ減らされて、3人ずつになるのも、今回の改正の一つだけれど、他の競技ではプロ化することで有望選手の獲得をして、試合を面白くして知名度や人気度アップを狙っているのと逆行するようにも感じるんですが。このルールが適用されるのは秋のリーグ戦からなので、春は外国籍選手も含めて熾烈な登録争いの場に例年以上になりそうな気がします。それはそれとして、ファン目線では嬉しいのだけれど、チームとしては例年以上に選手セレクションが難しくなりそうな春のシーズンでは無いだろうか。

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