2024年2月8日

デジタルコンビニ

通信会社のKDDIが、コンビニ大手のローソンの株式をTOBで取得して、現在半数の株式を保持している三菱商事とともに共同経営する予定というニュースは、余りに唐突で余りに異業種参入でビックリ。商社は、まぁ物流にも関わるので理解出来るんですが、大手通信会社のKDDIが関わるというのは、どういう勝算というかメリットを感じているのか興味深い。 

自分程度がぱっと思いつくのは、今やコンビニではどこにである当たり前のサービスと言って良い「マルチ端末」系で付加価値を付けていくのかということ。例えば、事前にauのスマホから必要な操作をして置けば、後は店頭の端末にスマホをタッチすれば、例えば映画やイベントのチケットが入手出来るとか、必要な種類や印刷物が直ぐに印刷されるとか、例えばそんなサービスなら直ぐにできそう。あるいは、auのスマホでローソンで決済すれば、それがポイントとして蓄積されるとか、auPayだとさらに還元率が高くなるとか、まぁ色々差別化は出来そう。

考えてみたら、ドラッグストアがその名称とは裏腹に、ドラッグ(医薬品)の売り場よりも生鮮食品とか日用品の売り場の方が遥かに広くなっているように、コンビニだってお弁当とかお惣菜に続く第二第三の「主力商品」を考えないと生き残れない。園「新主力商品」としてデジタル商品を考えたら、その出入り口となるスマホを固めるのは賢明な選択かもしれない。ただ、auのスマホといっても、その何倍もの他社製スマホ利用者も居るわけだから、それも取り込めないと返って市場を狭くしてしまう可能性も大きいわけで、そう言う意味ではauPay以外の〇〇Pay対応とか、電子マネーとの共存はどうするかとか、課題も多そう。

自宅から一番近いコンビニは、今ローソンなんですが、この店舗正直言って人出が足りていないのか、店員さんが一人の時が結構多くて、会計まで時間が掛かることが結構有るんですよね。例えばauスマホで予め登録しておくと、そのスマホで買い物をスキャンして専用アプリで決済したら、セルフレジみたいな感じでパパッと生産してカモの出来るような仕組みとか出来たら、結構乗換を考えるかも。具体的にauとの相乗効果の生まれるサービス提供まではまだ時間は掛かるだろうけど、もし面白そうなサービスとか始まるなら、スマホの一つはMNPしてauにしても良いかな(笑)。

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