2024年2月24日

無料配送

Amazonが配送無料の条件を変更して、これまでは2,000円未満の買い物は配送有料だったものが、3月からは3,500円まで引き上げられて有料配送の対象になるとのこと。ただし、Amazon Prime会員は対象外で、こちらは基本購入金額に関わらず無料配送してくれるので、個人的には影響ないのですが、いつまで会員でいるかという問題もありますし。

まぁ、2,000円の買い物でAmazon側にいくら入るのか分からないけれど、1割なら200円、2割なら400円で、これだと今の配送料(本州など410円)に合致するから、それくらいのコストはかかっているんでしょうね。置き配だったり、いろいろと効率化も進めているけれど、やはりそれでも限界はあることは確かだし、クロネコさんとかの配送料も上がってきているのは、それだけ運送コストも全体的に上がってきていることは事実だろうし。実際、値上げの話題が年に何回も取り上げられるのに、一番お世話になる部分であろう配送料金がいつまでも据置のままと言うわけにも行かないでしょうし。

配送で一番コストが掛かるのは、やはり最後の個々の宅配部分なんでしょうね。ここだけは、配送担当者が一軒一軒回って商品を送り届けないといけない。一箇所に5分かかるとしたら、1時間で回れるのは10件程度でしょうし、実際はもっとすくないだろうし。配送料金400円の半分が取り分だとしても、1時間当たり10件配送して自給2,000円ですか。最低でも6~7個は配送しないと、今の他の種類の仕事の自給にも追いつかない。私も宅配便はよく利用する方だと思うけれど、大変さは実感できます。時々、宅配担当者が届けても不在のため、かっとなって荷物を乱暴に扱う動画が流れてきたりするけれど、気持ちは分かりますよね。実際にはやっちゃいけないけれど。一方で、人手不足で宅配する物量に配送するリソースが間に合っていないのだろうけど、時間指定してもその時間帯に届かなかったり、先日などは人手不足のため配送が一日二日遅れるみたいな事も事前に告知されるし。

昔も、自宅配送のサービスは有ったけれど、それは近所のスーパーが周辺の家にまとめて配送したり、おそば屋さんや鮨屋さんが出前を届けると言った、あくまで周辺近隣へのサービス。それが今では、地域単位での配送システムを組まないといけないわけだから、その複雑さや大変さは桁違いでしょうね。私自身は、指定した時間に対してせめて+/- 10分位の誤差で配達してくれるのが最良のサービスだと思うけれど、流石にそれは無理だと思う。置き配でも、自宅周辺は田舎という事も有りまだ治安なども良い方だと思うけれど、やはり昨今の事情を考えると不安だし心配になります。一度コンビニでの取り置きを利用した事があるんですが、あれもその受取時に混雑していたりすると、どうも店員さんに申し訳ない。都心なんかだと、駅のコインロッカーを利用した配送サービスとか始まっているみたいですが、例えば近くのイオンモールに、コインロッカーと宅配ロッカーを組み合わせたようなコーナーを作って貰って、そこに受取に行けばOKみたいな仕組みが出来ると、個人的には嬉しいのですが。実際イオンモールって、宅配業者の集配場も兼ねているみたいですし。で、そう言う余計なコストが掛からない宅配オプションを選択したら、配送料の閾値を下げるみたいなことでも良いんじゃ無いだろうか。> Amazon


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