2018年1月17日

政党不信

何かなぁ、これを「政治不信、政党不信」と言わなくて何を言うのかと言うような状況。民進党との統一会派結成に反対する希望の党の初期メンバーが、希望の党を分党して、そのまま希望の党を引き継ぐ初期メンバーの新党と、民進党と統一会派結成するメンバーに分かれると言う話

元々今の希望の党が、小池旋風の追い風を期待して民進党からの移籍組が選挙を睨んで集まった「選挙互助会」だったわけで、その結果その目論見は外れて希望の党は惨敗。しかも、人気の無かった民進党なのに、選挙目当てで移籍したと言う事で、希望の党移籍者は批判され、逆に排除されて立憲民進党を作ったグループが一番高い評価を受け、その間に民進党は参議院議員がほとんどを占めるという歪な姿になってしまい、わやくちゃに。希望の党自体が選挙での惨敗で、その主導権を握っていた小池都知事も追いやられて、結局は旧民進党別働隊見たいな形になったわけだから、現民進党と合流するのは自然と言えば自然だけれど、それじゃぁ納まらないですよね、元々希望の党を立ち上げた初期メンバーや、幸か不幸か希望の党を支持した国民は。

政党政治において、政党の誕生や合流、場合によっては解散というような状況は、ある意味政党政治の新陳代謝を維持していくものだと思うけれど、今回の様な行動というのは、政党の目標完遂のためと言うよりも、人を集めて政党交付金をどれだけぶんどるのかという目的のための行動にしか見えない。お金が、政党活動を支える重要な要素で有る事は理解すると支持するけれど、そこは税金で賄われているわけだから、それなりに支持を得られるような行動を見せなきゃなぁ。

次の選挙は、多分来年の参議院選挙だろうから、それまで時間は有るのでまだまだ混乱というか、ドタバタは続くんだろうなぁ。

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