昨日お昼頃から始まった都心部の大雪は夜遅くまで続き、早めに退社開始した会社も多かったようですが、逆にそれが夕方くらいに帰宅者の集中を生み大変だった様子。自分は在宅勤務の日だったし、しかも大雪の影響がほとんど無い浜松に居ましたから、「寒い」と言うくらいで殆ど問題無し。自宅から接続している社内ネットには、お昼前には天気や交通状況を判断して早めに帰宅するように御触れが出て、それがお昼過ぎに都内で雪が酷くなると「今日は早く帰宅するように」という強い言い方になりました。
4年前の大雪の時は、台湾へのフライト予定を入れていて、多分今回以上の大雪の状況だったと思うんですが、空港まで行って直前でキャンセルした時。その時に比べれば、今回の雪の量などはそれ程でも無く、自分にとっても予約キャンセルみたいな事も無かったけれど、しかし慣れていないとは言え都心部は大変だったでしょうね。
今回ちょっと意外だったのは、早めに退社指令が出て早退するのは良いんだけれど、いつも以上に電車などの運行本数が減っているところに、いつもなら数時間に分散している帰宅者が短い間隔に集中すると予想外の混雑になるということ。考えてみたら当たり前の話何だけれど、こういう所も今後は改善しないといけないんでしょうね。オフィスビルなどで避難訓練をする場合、エレベーターが使えないから非常階段を利用して外に避難するわけですが、これも何も言わずに避難開始を始めると非常階段で身動き出来なくなるから、例えば下の階から順番に上層階まで避難出来るように、時間差で避難開始を初めて混雑を緩和しようとしています。ああいうことが今回も必要なんだろうなぁ。
ただ、避難訓練の時には、出発階は異なっても到着階は地上階という共通の場所だし、経路も一つだから、出発階のスタートを時差を付ければ大体の場合は解決出来ます。でも帰宅の場合は、出発する駅も異なるし、使用する経路もバラバラ、当然帰宅先もバラバラと、最初の前提から混沌としているわけで大変。将来的には、乗り換え案内みたいな共通アプリを使って、スタート-利用経路-ゴールの情報を共有して、その中で最適化して推奨経路を表示するような仕組みが必要になるんでしょうね。其れ以前に、混雑しそうな経路利用者とか遠隔地の利用者には、早めに警告を発するような仕組みも必要なんだろうなぁ。予想される震災の時のことも考えて、そういう共有情報システムっていうのも必要なのかもしれない。
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