2018年1月22日

秋葉原今昔

先週土曜日、都内で一泊して午後浜松に戻るまで少し時間が有ったので、秋葉原にちょっと寄ってきました。白金高輪から南北線で四谷に移動し、四谷からはJRで秋葉原駅へ。目的は、いつものヨドバシアキバで、土曜日のお昼過ぎというので混雑を予想していましたが、人出は多かった物の、それ程でもない感じ。ざっと店内を見て回り、最近の家電・情報端末事情を確認したところで、まだ少し時間が有るのでぶらぶら散歩することに。次の目的地は銀座線が都合が良いので、末広町までゆっくり歩き始めました。

ヨドバシアキバのビルには、いつもJR秋葉原駅からしかアクセスした事が無いので、ビルを出て左側UDX側に向かいます。最初の交差点を左折してJRの高架下をくぐって反対側中央通りに出ようと歩いていましたが、こんな所に富士ソフトの本社があるんですね。知らなかった。お世話になっているのに(笑)。そのまま真っ直ぐに、UDXの前を通り中央通りに出ると、そこは昔よく通った秋葉原とは一寸空気も匂いも違う感じの空間が広がっていました。昔もゲームを扱うお店は多かったけれど、今ではそれが前面に出てますよね。あと、昔は中央通り沿いは電気屋さんとかバーツ屋さんが並んでいて、お昼とかに食事をするときは路地を曲がって少し奥に入って探すのが普通だったと思うけれど、最近は通り沿いにも沢山食べ物屋さんが並んでいてちょっとビックリ。昔は通り沿いのお店というと、コーヒーとカレーの「東洋」くらいしか記憶に無いけれど、今では色々あって時代の流れを感じます。昔は路地裏の安い家賃の所で、安くて旨くて大盛っていうビジネスモデルだったのが、表に出るようになったわけですからね。

ちょっとショックだったのは、昔T-ZONEだった細長いビルが、真っ黒に塗装されてツクモのお店になっていたこと。その近くには、証明のヤマギワビルが有ったはずだけれど、気が付かずに通り過ぎてしまった。大きなビルダから取り壊されたことは無いように思うんだけれど一寸ショックでした。気が付いたら末広町の駅に降りる階段が有り、「あれ、こんなに近かったっけ」と思ったら、随分手前(JR秋葉原駅側)に新しい入口を作っていて、まだ使用開始にはなっていない様子。その1ブロック先に本来の入口があったけれど、中が随分綺麗になっているようでまたビックリ。末広町の駅を利用するのは、もう10年振りくらいに近いくらいに久しぶりだと思うけれど、昔とは外も中も変わっていますよねぇ... そう言えば、昔は土日の秋葉原と言えば、この末広町駅付近から万世橋当たりまで歩行者天国になっていて、そこにも人が溢れていたものだけれど、もうあんな様子は見られないかも。オウムのサリン事件以降厳しくなったけれど、秋葉原の人の流れや利用者層も変わってきていますしね。

昔のように、秋葉原でパーツを集めて、半田ゴテ握りながら基盤を起こしたりして何か作る事はもう無いだろうけど、やはり自分にとっては小学生の時に初めて親戚の大叔父に連れられてきた「夢の国」でしたからねぇ。あの頃と随分雰囲気も内容も変わってしまったけれど、やはり折に触れて歩いてみたい気持ちが沸いてくる場所の一つです。

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