2018年1月12日

政府専用機

羽田で定期整備を終えて新千歳に戻った政府専用機の一機が、そのフェリー途中でエンジン付近のパネル脱落をしたというトラブル。写真で見る限り、外から填め込み式の作業用の窓見たいな印象なんですが、一番有りそうなのは定期点検で外して、その後はめ込みだけして最終的なネジ止めを忘れたような気がする。となると、やはりJALの責任問題になるのかな。まぁ、航空自衛隊側にも受入検査をして確認する義務はあるのだろうから、10:0でJALが悪いと言う事にはならないだろうけど、でもタイミングが悪いですよねぇ、定期点検直後のトラブルだから。

今日から安倍総理が欧州歴訪にで借る予定で、このトラブルが発生した機体は予備機として使用予定だったそうですが、まぁ致命的なトラブルでも無いし、脱落したパネルを再度装着すれば問題無いと思うけれど、ちょっといただけません。

ちょっと不思議だったのは、昨日11日に定期点検が終了して羽田から新千歳に戻り、今日12日には総理の政府専用機として、多分羽田から欧州に向かうのだろうから、今日また新千歳から羽田に飛んでくるんだろうけど、それって一寸無駄なような気もする。もしかしたら、羽田での整備のために、機密度の高い装置などは新千歳で外してフェリーして、それを再度装備するために戻ったんでしょうか。政府専用機の本拠地は新千歳な訳だからなぁ。でも、過密状態の羽田空港なわけで、そこにスロットを入れ込むのも大変そう。

このB747ベースの政府専用機も、あと二年ほどで次のB777-300ERベースの機体に変わるわけですが、そうなるとますます日本の空でB747を見る機会が減りそう。それが一寸残念ですねぇ。

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