2018年1月10日

玉虫色の理屈

韓国政府が発表した、日韓合意に関しての新たな方針。合意に関しては、新たな変更は求めないと言いつつも、自発的な日本側の対応を求める実質的な合意の変更要求であることは確か。しかも、既に日本側から供出している10億円に関しては、自ら準備する10億円と入れ替える事で、「日本の10億円は無かったことに」しようとしているけれど、その日本からの10億円は所謂慰安婦に対してのお見舞金として、またその為の支援施設で使用する事を前提にして供出されたものである以上、それ以外の目的に対しての使用は合意違反になると思うのだけれど。いずれにしても、日本側としては合意で約束したことは既に実行済みなわけで、これ以上何かすることは「合意違反」になるわけで、そこは今度こそ厳密に対応すべきでは。例えそれが小さな事や僅かな譲歩であっても、それを突破口に相手はどんどん攻め込んでくるわけですからね。

さらに言えば、今回韓国は非公開の外交合意事項を約束を反故にして公開したのだけれど、その中には韓国側にとって都合の悪い=日本とって良い事、も多々含まれています。それに対しての履行を日本は逆に求めていくべきでは。まぁ、今はシンプルに「合意は合意、その履行をするべき」の一点に絞り、余計な波風を立てずに様子を見る時期だとは思いますが。韓国側としても、多分に国内対策が必要という事で、国内向けのメッセージ性が強いですからね。ただ問題なのは、日本側の特に某メディア等が「今は日本も譲歩するべき」みたいな論調を出す事で、逆に韓国側が誤解して「そうそう」とか言い出して、さらに混乱が生まれること。

まぁ、韓国としては、今はまずは平昌冬季五輪の開催と成功が最優先だろうし、それと並行して北朝鮮との対話も重要で、国内向けに日本をネタに出してきたけれど、こちらは緊急性はそれ程高くないから、優先順位としてはその先春になってからじゃ無いだろうか。文大統領は日本訪問を希望しているみたいだけれど、その時のネタとしてそれまでは逆に韓国としても寝かせておきたいのかも。文大統領は日本に行って安倍総理に直々に要求した、見たいな「絵」が欲しいわけですから。

唯一の救い(?)は、流石にこれまでの韓国の行為に日本側でも不快を感じる人が以前と比べて増えてきていて、以前ほど韓国擁護の声が聞こえないことでしょうか。走法「解決する、解決した」と行って合意したことを、先方の理由で先方がやり直したいというのであれば、それはそれだけの誠意を見せるのは要求者側ですからね。せめて「全ての慰安婦像撤去完了」くらいの誠意が無ければ、この話は延々と梨の礫で良いのでは無いだろうか。と言うか、聞き流すのが最善の対応のような気がしてきた。

0 件のコメント:

コメントを投稿