2018年1月5日

スタートダッシュ

昨日は多くの場所で「仕事始め」。東京証券取引所でも大発会で株取引が始まり、日経平均はいきなり昨年の大納会終値から750円余りの上昇で、昨年末なかなか超えられなかった23,000円をあっと言う間に突破して23,500円余りで終了。ご祝儀相場で上がるだろうとは思っていたけれど、ここまで一気に株価が上昇するとは思わなかった。専門家に寄れば、年明けという事でご祝儀的要素が大きいから、本来の株根の動きは来週10日位からと言う事らしいけれど、今朝のNY株式もUS$150以上のアップでダウが初めてUS$25,000を突破していて、その影響を今日も受けそう。今日の日経平均は、さらに24,000円を超えて25,000円にも迫るのだろうか。

なんだかんだ言っても、株価が高くなるというのは経済全体が挙がっている証拠なわけで、これは目出度い兆候と考えて良いんでしょうね。年始のご祝儀感がまだあるから、来週から、さらに年度末の三月にかけてどう動くかが重要何だろうけど、何か突発的な事件とか無ければ、このまま多少の上下はあるにしても上り傾向で行ってくれそうな予感(希望?)。実は、老後を睨んで(笑)株式にも少しですが投資している一人としては、この傾向は大いに嬉しい。国内よりも海外投資の方が割合的には大きいので、さらにダウの大きな上昇は嬉しい。

現在の安倍政権に批判的な人も多いようだけれど、それでもリーマンショック直後に日経平均はあわや7,000円を切りそうな所まで落ち込み、その後民主党時代は8,000円台をうろうろ。今の第二次安倍政権が始まるときには、その期待値からか一気に1万円を超えて行きましたが、その後の消費税増税等もあり決して順調に上がるというわけでは無かったですよね。「デフレ脱却」という号令も、経済誌数滴にはかなり良くなってきているけれど、実感的にはまだまだデフレ脱却していないという印象を持つ人も多い。ただ、そう人の多くは余りに課題な期待を懐いているから「まだ、届いていない」と感じる人が多いような気もしますね。バブルの1980年代から90年代って、個人の消費が決して大きかったわけでは無くて、企業の経費等の法人消費が大きくて、その恩恵にあずかった個人が「バブルを感じていた」と言うのが正しいんじゃ無いかと私は思っているので。だから、今のようにまだまだ企業が支出を絞っているうちは、デフレ感が残るのは仕方ないのかも。法人税減税とかして、もっと企業消費が増えるようにすれば、もう少し印象も変わると思うのだけれど、そうすると「金持ち、企業優先」と言われる人達が騒ぐだろうし。

今年は多分選挙などの大きなイベントは無く、代わりに新年号の発表など来年の天皇譲位に向けて気持ち的には盛り上がる年になりそう。また、2020年の東京オリンピック・パラリンピックの準備も本格化するだろうから、建設業界を中心に、それに付随するだろう観光業とかサービス業などが上向きに上がるだろうし、どちらかというと好材料が生まれてきそうな気がするんですが。気になるのは北朝鮮情勢位だろうか。これも、言い方は悪いけれどもしかすると戦時特需みたいなものになるかもしれないし、どちらにも取れそうな予感。スタートダッシュの勢いを、そのまま最後まで続けられる一年であって欲しいなと思うだけですねぇ。

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