最近テレビとかYouTube を見ていてちょっと気になったのが、所謂「食べ物ロケ」をしている番組が、このコロナ禍で営業もななまらない以前の訪問先を再訪して取り上げることで、少しでも注目を集めて営業の助けになるような意図のものが増えたこと。もちろん、全国で困っているお店の数から見たら微々たるものなんだろうけど、それでもやらないよりはマシだし、それで周りのお店も少しでも注目されたら嬉しいんじゃないだろうか。
そんな中で、とんねるずの石橋貴明氏がYouTubeに開設した自身 の「貴ちゃんねるず」の中で、「東京アラートラン」なるコーナーを始めていて、ちょっと面白いな、と。昔、テレビの「皆さんのおかげです」でやっていた、「きたなトラン」みたいな感じで、このコロナ禍で困っているお店を訪問して、そこのイチオシ料理を試食して評価するという名目のもと、そのお店を宣伝するみたいな内容。なんせ、登録者数が 170 万人以上の人気チャンネルなので、一度放送されるとその評価に関わらず人気店となり、実際お店としても助かっているみたい。
とんねるずとか石橋貴明というタレントさんに対しての好き嫌いはあるだろうけど、私などは同世代ということもあるし、デビュー当時から見ているので、なんとなく親しみを感じているタレントさんの一人。また、以前もちょっと書いたけど、石橋氏が冠番組がなくなったあとに、深夜帯で始めた「石橋、薪を焚べる」は、結構彼のインタビュー能力の高さに個人的には気に入っている番組なんですが、このYouTube でもそんな彼の特性が生かされているような気がします。そこでは、まだ7件しか紹介されていないんですが、そのうちの一見を数カ月後に再訪した回では、YouTube公開直後から予約が入り、なんとか閉店は免れそうという話もあって、やっぱりタレントさん、芸能人の影響力は侮れないなと再認識しました。
もう一つ、YouTubeのメリットは、いつでも何度でも見返すことが出来ることですよね。テレビだと、TVer とかで見ること出来るけれど、気軽さでは敵わない。TVerも、「飲食応援シリーズ」みたいな形で、系列局や番組の垣根を超えて、過去の放送のまとめ視聴みたいなことをやればいいのに。というか、アメリカの大統領選挙も重要だけれど、ワイドショーなんかはそういう情報をもっと提供するべきでは。あるいは、政府からの支援金とか補助金手続き情報とか、こういうときにはこうしたら良いといTips の提供とか。そうでないと、早晩今のメディアは本来の実力を出さないうちに淘汰されるだろうな。そんなこと実感するここ最近のとんねるずでした( 笑)
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