2021年1月25日

Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (7) - 社内メールアクセスに使う

サブ機として使い始めたChromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (以下、"Duet"で省略)の「使い倒しシリーズ第二弾」は、仕事用メールの端末としての利用可能性についての検証。会社では、社内のメールシステムとしてMicrosoft 365のOutlookを使っていますが、オフィスマシン(ThinkPad X13 Gen1)では、専用のVPNとOne-Time Password精製ソフトで社内ネットワークにアクセスしてからオフィスマシン上のOutlookを起動すると、社内サーバーにアクセスしてメールを利用することが可能に。

以前はこの方法しか無かったのですが、数年前からスマホ用のクライアントが提供されるようになり、今ではAndroid/iOS、どちらのスマホからもメールサーバーにアクセスする事が可能になっています。実は、その当時はまだ社内のMicrosoft Office製品が、デスクトップ版のOffice 2016/19の時代だったので、スマホからメールサーバーにアクセスする場合もOne-Time Passwordの入力が必要とか、今ひとつ使い勝手が良い物ではありませんでした。それが、その当時から徐々にOffice 365に入れ替わり、それがMicrosoft 365に今は変わって、私も2年程前にそれまでのOffice2019からMicrosoft 365に切り替わって、その時にiOS版をiPhone8に入れています。所謂「クラウド版」のOfficeになったので、初回起動時に認証されると、後はOne-Time Passwordの入力などをせずに、そのまま使用する事が可能になり、かなり使い勝手は良くなりました。

スマホ版のOutlookは、出先とか移動中でも手軽にメール確認出来るのは便利なんですが、返信が必要な時に長い文章を入力する時には、QWERTYキーボードに骨の髄まで慣れている自分にとっては、スマホでのフリック入力は苦痛。実は、スマホで文字入力するときには、結構音声入力を使うことの方が多いのですが、流石に出かけていたりして周りに人がいる場合や、新幹線車内などで小さな声とは言えぼそぼそと、場合によっては社内機密情報も含む内容を声に出して話をするのは抵抗があります。結局は、スマホでメール着信と内容をざっと確認して、返信が必要な場合にはスタバとか少しパソコンを広げられる場所を見つけて、パソコンでOutlookを立ち上げて返信する、みたいな手順で暫く利用していました。正直、二度手間というか、余り効率が良いやり方では無い事は十分に自覚していましたが、上手い方法が無かったんですよね。

で、今回Duet君にOutlookを設定すれば、アクセスは何時でも出来るし、入力もフルキーボードを使えるのでかなり楽です。早速、Androidスマホに導入した時と同じように、まずはMicrosoft 365のOoutlookをインストール。セットアップで、社内のID情報を入れれば、社内アカウントでのメール環境が設定されて、直ぐにメールサーバーにアクセスして利用可能な状態になりました。この週末に外に持ち出して、スタバのWi-Fi経由とか、時前のスマホでテザリングしてみてのアクセスとか、試した範囲では特に問題は無くパフォーマンスも気になるものは無し。逆に、オフィスマシンではVPNのゲートウェイ経由なのでトラフィックの制限があるんですが、それが無い分今の所こちらの方がアクセスしたときの印象は軽い気がします。まぁ、クライアント側のソフトの種類も違うので、その当たりも関係しているのかもしれませんが。問題点は、スマホ版の場合、ローカルのアーカイブが持てないので最新の内容しか参照出来ませんが、どうせスマホ版にしても今回のDuetバンニしても、移動時の緊急手段ですから、殆どの場合その日のうちから翌日にはメインのオフィスマシンからアクセスしてデーターアーカイブもデータ整理も出来るので、運用上は特に問題ないだろうと今の所楽観しています。出張とかで出かけるときには、これまで通りオフィスマシン持参で移動しますが、一寸した外出時とか、休日の時の外出の時にはDuetを持ち出していれば、万一の場合にも最低限の対応は可能になりそうです。この点だけ見ても、Duet君の購入は「成功」と言える気がしますね。(続く...)

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