2021年1月27日

Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (8) - 変形キーボード

昨年末に購入して、概ね使用感は好調な"Duet君" (Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch)。 元々はプライベート利用の、どちらかと言えばKindle端末としての役割を期待していましたが、外に持ち出して見ても結構使えるなと感じますし、仕事のメール確認も自由に出来るので、場合によってはオフィスマシン(ThinkPad X13 Gen1)で無く、こちらを持ち出しても間に合いそうな状態。ある意味、嬉しい誤算とも言えます。

そんな中で、先日も一日外に持ち出して、移動中はスマホのテザリングで、新幹線とかスタバからは車内・店内のWi-Fi利用等でアクセスして、結構不自由なく利用することが出来ました。その点は不満は無かったのですが、改めて感じたのが「キーボードの違い」。特に、一部キー配列が異なるため、どうしてタッチタイプでミスタイプが増えたり、またキーのサイズも右手側が小さくなっているので、こちらもタッチミスが増えていきます。また、タッチパッドの操作性が今ひとつで、キー入力のために両手をホームポジションにすると、どうしても掌がパッド部分に当たり、カーソルが変なところに飛んでしまうことが度々。特に新幹線など移動中に使用して居ると、どうしても揺れがあって手がぶれるので、それで入力途中に変換確定したり、カーソルが飛んでしまい変なところに文字入力されたり、ある時は何故か入力済み文章の半分くらいがマーキングされて、それがそのまま削除されてしまったりと大変な騒動に。で、ちょっと皮肉と感じたんですが、タッチパッド利用よりも、画面タッチで操作した方が、案外使いやすいんじゃ無いかと最近感じるようになりました。個人的には、画面タッチのI/Fって好きじゃ無いのですが、少なくともこのDuet君利用時には、画面タッチの操作も含めて、ポインティングデバイスを操作したり、場合によってはボタンクリックみたいな操作をした方が使い勝手は向上するように今の所感じています。

タッチパッドに関しては、パッドの外周をセンスしないようにする設定がThinkPad X13 Gen1等にはあるんですが、どうもDuet君はそこまではサポート指定無い様子。可能なら少し調整出来れば使い勝手がかなり改善すると思うのになぁ。一寸勿体ない気がします。また、キー入力ではEnterキー周りの小さくなっているキー入力でやはり未だにタイプミスが多くて、ちょっといらつくことも。さらに、省略されているキーで、"Home", "End", "Insert", "Delete"のうち、"Home", "End", "Delete"はよく使うキーなので、つい無意識にその当たりに指が彷徨うのだけれど、「あっ、無いんだっけ」と気がついて一寸イライラ。あと、ブラウザーとかPDFを読んでいるときに、"PageUp", "PageDown"キーが無いのもちょっと不便ですねぇ。タッチパッドを二本指でスクロールダウン・アップすることで、ページ移動可能なんですが、やはり通常のキーボードでは"PageUp", "PageDown"を使用して居るので、そのあたりのUIの違いが結構大きいですよね。ノートブックPCとデスクトップPCで、以前は配列が違うキーボードを使用していて、両方並べて使っているとキー入力のミスが結構あったんですが、それと同じ事が今Duet君とパソコンキーボードの間で発生している感じです。そう言う意味では、Duet君、パソコン(デスクトップPC)意外にも、ThinkPad X13のキーボードもパソコンのキー配列と一寸違うので、現在は3種類のキーボードを使っているわけで、中々差分を体が覚えるまではまだ時間が掛かりそう。

最近では、背面のキックスタンドを元の物に戻したので、移動中や固定席に座って利用するときなど、場所や状況が変わってもそれなりに見やすい角度に画面が設定出来るのはやはり便利ですね。以前のMOFTも使用目的によっては有効だと思いますが、利用形態が色々と変化するモバイル時の使用では、やはり角度設定が自由に出来る方がストレスはかなり軽減されます。ただ、例えば画面を水平に近く倒せば倒すほど、キックスタンドが後ろ側に広がりますから、結構前後にスペースが必要になります。これが、場合によっては出来ない時も移動中にはあるので、そう言う意味ではヒンジを利用した外付けの画面角度固定装置みたいな物があると良いなぁ。私メカ設計は全くの素人だけれど、何か作ってみようかなぁ。このあたり、何処かのオプションメーカーが出せばかなり受けそうな気がするんですが。まだまだ、フィールドテストは続きます。(続く...)

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