2021年1月18日

Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (5) - 軽さよりは使い安さ優先

サブ機としてそれなりに活用している、Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model。その中で、今の所最大の不満が「LCD(=本体)を支える仕組み」。クラムシェルタイプではないので、ヒンジで開閉するのでは無く、背面に装着したキックスタンドを利用して「後ろから支える」形なので、使い勝手が大分違うところにはまだ慣れない。さらに、何故か付属のキックスタンドは本体の半分くらいの重さがあり、折角の携帯性が大きく損なわれることに。そこで、スマホ用の軽量のスタンド「MOFT」を購入して暫く使ってみました。

結果を先に言うと、確かに軽量化は出来るんですが、こちらはこちらで使い勝手の部分でやはり不満が出てきて、結局MOFTは諦めて元のリアカバーを重さを我慢して使うことにしました。MOFTの不満だった点をあげてみると、

  1. 本体への装着が、元のリアカバーの様に磁石での装着では無く、粘着シートで貼り付ける形式なので、一度装着したら取り外したりすることが出来ない。もともと、Chromebook用にデザインされているものではないので、装着時の形態や使わないとき(畳んだとき)の使い勝手が今ひとつ。
  2. キックスタンドにしても、このMOFTにしても、背面にスタンドを置くためにある程度のスペースが必要なんですが、MOFTの方が奥行きを広く要求するんですよね。また、傾き角度が60度と45度の二種類なので、場合によっては画面が見づらいことも。
  3. MOFTは、「点」で支えるため、テーブルとか平らな場所が必要ですが、キックスタンドなら「線」で支えることが出来るので、文字通り「膝の上=Laptop」状態でも使うことが出来ます。私は、従来のクラムシェルでも、膝の上に本体を置いてキー入力するので、同じ使い方が出来る事は大きい。
  4. スペック上は、リアカバーの半分以下の重さのMOFTですが、実際に装着して持ち運んでみると、そんなに違いを感じなくなっていくんですよね。特に、持ち出すときに本体だけ持ってで掛ける事は無くて、キーボードも一緒に持ち出しますから、正直リアカバーとMOFTの重量差はそんなに大きく感じないという理由も。
  5. 逆に、自宅などでKindle端末として本体だけで使用する場合、リアカバーなら磁石で装着しているので邪魔なら取り外せば良いのだけれど、MOFTはそんなに簡単に取り外しできない。また、MOFTはクラムシェルの形(画面が横向き=ランドスケープ)用に背面に装着しているので、Kindle端末として縦向き(画面が縦向き=ポートレート)の時には、その位置が邪魔になったりします。
総括すると、「重さ」の点で有利だと思って購入して見ましたが、やはり「使い勝手」の点では付属のリアカバーは、流石にそれなりに考えられている(というか、Surfaceの真似っこなんだろうけど)部分とのトレードオフだなぁと実感しました。

それ以外の部分では、やはりキー入力が今の所課題かなぁ。キー配列の違いもそうですが、IMEとしてATOKが使えない(※タブレットモードにすると、フリック入力は可能になる)のは難点。内蔵している、GoogleのIME(多分)を今の所使うしか無いのですが、ATOKで統一している自分としては、Chromebookの時には「膝かっくん」された気になるんですよね(笑)。Googleで調べてみても、クラムシェル状態でATOKをIMEとして使用出来たとする情報は無いので、まだまだATOKが対応していないのだろうけど、もう一寸頑張って欲しいなぁ... (続く...)

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