2021年1月19日

Chromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (6) - 向き不向き

サブ機として使い始めたChromebook IdeaPad Duet 10.1 inch Model (長いなぁ... 面倒なので今後は"Duet"で省略します)を使い倒すシリーズ(えっ、いつの間に???)。今回は、有る程度仕事にも使えるか試してみることに。仕事では、Windows 10を使っているので、本当ならばそれと同じ環境があると嬉しい。特に、メーラーはOutlookなので、スマホからもアクセス出来るんですが、それ以外にちょっと古いWindowsデスクトップアプリとかも使っているので、AndroidやiOS環境では中々代替手段というわけにはいかない。

そんな条件の突破口になりそうと一寸期待したのが、先日準備した「リモートマシン」。オフィスマシンの更新に伴い、それまでのThinkPad T470sを会社に設置して、自宅から会社環境にアクセスル「リモートマシン」化したことで、直接社内で閉じているネットワークリソースにもアクセスする事が可能になり、仕事のモードが少し改善。自宅からアクセスしてみても、結構パフォーマンスも良好で、そんなに遅延も感じません。昔、Windwosのリモートデスクトップを使用した時には、こま送りみたいな感じでカクカクしていて、それに対してVNCは結構使えたのでこちらを利用していましたが、流石にあれから時間が経過してベースのWindows自体も結構頑張っているみたい。

で、調べてみたら「Chromeリモートデスクトップ」というものがあり、双方でChrome Browserを利用してリモートアクセスする事が出来るらしい。早速サイトからツールをダウンロードして、一つはオフィスのリモートマシン(この操作は、Windowsのリモートデスクトップを利用して作業するという、ちょっとした矛盾も-笑)にインストールし、クライアントととなるDuetにもChromeの拡張機能として導入しました。その後、それぞれChromeリモートデスクトップを起動してみると、ChromebookにWindowsのデスクトップが表示されてちょっと感動。ただ、やはりオーバーヘッドが大きいのかパフォーマンスはWindowsデスクトップと比較して半分以下くらいの印象。また、リモートマシンはActive Directoryで管理されているので、ちょっと危なそうなエラーメッセージとかも表示されて、「あぁ、これは最後の手段なのかなぁ」というのが正直なところでした。

あくまで個人的興味の延長で試した物なので、条件としてもやり方等もう少し上手い方法があってもっとパフォーマンスも出るのかもしれません。元々社外からのアクセスを制限するためのイントラネット環境なわけで、現在の状況から緊急避難的にアクセスを認めている場合も有る状況でそこまでする必要が有るかも考えないといけませんしね。いずれにしても、昔(何年前だよ...)は、専用のデバイスを準備したり、専用の高価なアプリを用意したり、それこそお金も手間も掛かったものですが、今ではOS自身とか普通に使っているアプリの拡張機能で簡単に実現出来るようになったのは、私なんかは隔世の感があります。ただ、究極的には今の様に物理的な一つのシステムにリモートアクセスするのではなく、仮想マシンを任意のデバイスからアクセスするような形なんじゃ無いかと思うんですよね。少し前までは、仮想マシンと物理デバイスを繋ぐネットワークがボトルネックだったけれど、5Gがそれなりに使えるようになれば、それはほぼ解消されるだろうから、これからは出かけるときに斬る物とか持ち物をTPOに合わせて帰るように、目的や行動の内容によって、持ち出すデバイスも変わるかも。いゃ、それこそ外に出てもそこに有るデバイスからアクセス出来るようになれば、デバイスを持ち出す必要も無くなるんでしょうね。必要なのは、高速ネットワークと個人認証できる方法・デバイスだけで、何時でもどこでも自分の情報と処理装置にアクセス出来る時台になるかなぁ。(続く...)

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