2021年1月14日

サッポロラガー

サッポロビールが、ファミリーマート向けに製造した「サッポロ 開拓使麦酒仕立て」の印刷で、スペルミス(誤: LAGAR、正: LAGER)があったため、一時「発売中止」としたものの、そのまま販売することになったという記事

最初聞いた時には、「めったにあることじゃ無いけれど、ある意味あるあるの話だよなぁ」という事と、「企業ブランド的には不良品なんだろうけど、ビールとしては問題ないのに勿体ない」という事。同じ誤植でも、成分表が間違っていたとか、何か認証とかの番号や記載が間違っていたとなると、流石にちょっと拙いと思うけれど、今回は品質や認証とかには関係無い部分の表記ですからね。

どう言うツール(ソフト)を使用して、印刷データを作っているのかは分からないけれど、普通はデータ内にテキストがあればプルーフ(Proof)をかけると思うんですが、それをすり抜けたんだろうか。いずれにしても、データ作成をしただろうデザイン部門の担当者は、問題が発覚してから昨日まで眠れない日々だったんだろうなあ。まぁ、ビールと言えども食品だし、多分相当数の製品を既に製造済みだろうから、それを廃棄するとなると最近の「もったいない文化」的にも、そっちの方が拙いでしょうね。

結果的には、全国的に話題になって格好の宣伝になったから、2月2日の発売日にはかなり売れるんじゃないだろうか。どれだけの数量が在庫されていて、どれだけ売れるか分からないけれど、誤植版の在庫が完売して、それ以降は正しい「LAGER」表記の製品が投入されたら、誤植版はプレミアムが付いてヤフオクとかメルカリ当たりで転売されるんだろうなぁ。まぁ、そんな無粋なことは考えずに、ビールの味だけ楽しめば良いのですが。でも、来月2日になったら、ファミマに言ってそうな気がする(笑)。

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