2021年1月28日

伝わらない言葉

昨日の参院予算委員かでの、立憲民主党の蓮舫代表代行の記事。 動画もちらっと見たけれど、質問の最初からべらんめえ口調で、それだけで不愉快になるくらい。しかも、先日明らかになった自宅療養中に無くなった29名の事を引き合いに出しているけれど、それを言うのであれば自分達がコロナ対策と関係話題で審議の時間を浪費していたことも、その責任の一端だと思うぞ。

「言葉が伝わらない」と言うけれど、責任者である首相であるならば、言葉よりも行動でしょう。まずは、増加する陽性者数を減らして、重篤者を一日でも早く恢復させ、ワクチンなど今後の対策を進めて一日も早い非常時台宣言解除を目指すことが今最優先の事柄のはず。総理がこの議場にいなくても最前線で指揮することでそれが確実に実現出来るなら、それこそ「国会軽視」と言われてもそうするべきだと思う。

大体追求している蓮舫氏にしても、「言葉が伝わらない」と言いながら、自分が先日犯したSNSへのフライング公開に関しては、その謝罪という「言葉」すら出ていないわけで、正直誰が言っているのやらと言う印象しか受けない。其れ以前に、自身の二重国籍問題だって全く説明していないわけで、語気や言葉は厳しく勇ましく聞こえるのかもしれないけれど、中身の無い空虚な言葉を幾ら連発されても、それに共感することは微塵も無いだろうなぁ。

流石に菅総理も癪に触ったのか厳しい言葉で反論し、蓮舫氏もその剣幕に押されたようですが、「伝える努力が足りない」というのは都合の良い言い方で、決して解決されないゴールなんですよね。例えば10回言えば努力したと言えるのか、例えば1日に5回以上テレビで放送されたら努力したと言えるのか、幾らでも相手に追求することは可能な訳です。29人が無くなったことを取り上げるのであれば、その人達への陳謝も必要だろうけど、今治療を受けている人達をどの様にして助けるかという事を優先するべきだと思うのだけれど。恰も弱者に寄り添っている風に見えるけれど、結局は自分達の利益優先でしか無いんだろうなぁ。「言葉が伝わらない」と言っている本人の言葉が、一番伝わっていない事に、ご本人が気がついていないことが一番の問題ですね。

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