2021年1月15日

GoogleがFitbit買収

GoogleがFitbit買収を完了というニュース、Googleがそんなことをしていたとは知らなかったので一寸ビックリ。実は、とある事情から、Fitbitのデバイス(Inspire 2)を、ある種の「人柱(死語だよなぁ)」でここ数ヶ月使用していて、良くも悪くも「バイタルデバイス」の経験をしているところだったから。

私が利用しているのは、多分一番小型のモデルで、ログ出来るデータも心拍数とか移動履歴とか、そんなに多くない雰囲気。移動履歴にしても、Gセンサーは入っているけれど、ログする分解能のせいなのか精度がそんなに高くなくて、装着している腕を動かすだけで「歩数」カウントされたりするくらい。それでも、大体の一日の運動量とか、睡眠時間とか、活動量とか、基本的なデータは取得できるので、大まかな健康管理等には便利そう。ただ、24時間腕に装着しているのがうざったいのですが。デバイスだけだと、最大で5日分のデータが保存できるそうで、そのデータはスマホかタブレットに入れたアプリで収集(Bluetooth経由)して利用することが出来ますが、このアプリの出来が今ひとつ。というか、利用して居るタブレットのせいなのか、Fitbitデバイスからのデータ転送が凄く不安定で遅いのが難点。

デバイスの作り込みは別として、この手のバイタルモニターに個人的には興味が有って、それは年齢的な理由が一番大きいのですが、やはり万一の場合に少しでも早くアラートを出してくれたり、それこそ突発的に倒れた場合には救急車を呼び出すところくらいまでやって欲しいくらい。私の高校時代の恩師の一人が、スーパーで買い物中に脳血栓で倒れたんですが、スーパーという場所柄直ぐに救急車を呼んで治療することが出来たので、何とか一命は取り留めたものの、右半身にマヒが残り、右手は動かず、歩行も何とか出来るけれどと言う状態に。結構早い対策でもそう言う状況になるのですから、そうで無い場合にはバイタルモニター見たいなデバイスが必須だよなぁと、その頃からずっと思っていました。

腕時計なんかと一体化されると、装着するときの違和感も無いし便利だと思う半面、例えば就寝中に万一のことがあるとと考えると、ずっと腕時計をしているのも大変。かといって、インプラントの形にするにしても、まず小型化されないと駄目出し、長期管理用する事を考えるとメンテナンスはどうする、バッテリーはどうすると、多分技術的な課題も多いだろうし。それでも、あと10年位の内には何とか実用化されるんじゃ無いかと勝手に個人的に期待しているのですが。健康管理だけて無く、移動・位置管理も出来れば、徘徊対策にもなるだろうし、そのあたり今後の日本社会に必要な機能になりそうな気がします。日本だと、SONYが一番進んでいるんだろうか。SONYの製品は、時計側で無くバンド側に内蔵する形で、荒れは個人的には好きなデザイン。でも、バンド型なので24時間装着するのは無理がありそう。インプラントタイプが難しければ、色々なデザインの複数のデバイス・センサーがリンクして、仮想的に一つの「バイタルモニターデバイス」になって、TPOに応じて装着し分けても、データとして一元管理出来ればそれはそれで必要十分なんですが。例えは、寝ている間はパジャマのボタンがセンサー、自宅に居る間はスリッパ、外出するときは腕時計のバンド、とか。Google参加になると、そう言う事も可能になるんじゃ内だろうか。ちょっと期待したい。

0 件のコメント:

コメントを投稿