2017年11月15日

暴力事件

突如浮上した日馬富士の暴行問題。今朝のテレビ番組などでは、以前有った弟子への指導という名前の暴行事件を引き合いにして、今回の事件を報道しているけれど、練習などで恒常的に虐めをしていて最後は死亡させた例と、今回の酒宴での行きすぎた暴行行為とは、性質としては異なるものじゃ無いかと思うんですよね。以前犠牲になった息子さんの親御さんがインタビューに登場して、相撲界の体質がと答えていたけれど、うーん一寸違うんじゃ無いだろうか。

勿論、本来ならこう言う事件は起こらないことが正しいわけで、そういう意味で「相撲界」という非常に限られた世界の中で生活している力士に対しての指導とか教育に問題が無かったかどうかはちゃんと説明するべき。一方で、こちらの記事に寄れば、力士の中で最高峰の位置にいる白鳳関を始め、関係者も複数同席していた席での話なので、それは日馬富士関の酒癖というか、個人の問題じゃ無いかと思うんですけどね。

まぁ、決して誉められた行為じゃ無いし、実際に暴行を受けた貴の野岩関は入院までしてさらに貴乃花親方は警察に被害届も出したと言うことで、それはしっかり確認して必要な処理をしないといけない。でも、この事件が発生したのが先月の下旬で、それが二週間以上も過ぎてからこうやって公になるというのも不思議。せめられるべきは、そちらの方じゃ無いかという気もする。まぁ、それなりの人が周りにいたという事で、日馬富士の行為はせめられるべきものだけれど、そこは穏便にと言う話が出来ていたのかもしれない。それがどこからか漏れて、今回の記事に繋がったのかもしれないけれど、となると貴乃花親方当たりが画策したのかなと言う気もしてきますね。

日馬富士関は、以前から酒癖が悪かったと今になって色々と報道がでてくるけれど、それならそれでもっと前から対応していない相撲協会側の責任だって有るかもしれない。個人的には、日馬富士を名乗る前「安馬」の時に一度間近で見たことがあり、その運動神経の凄さにビックリしたことがあるので、折角横綱に昇進したのだからもっと頑張って欲しいのですけどね。でも、今回は厳しい処分が下されるのかなぁ... 一寸勿体ない気もします。

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