PCWatch、山田祥平氏のコラムから、今回はコラムというよりはiPhone Xへの移行How-Toと言うべきか。正直、パソコンの移行作業よりはスマホやさらにiPhoneの移行作業の方が簡単だと思うけれど、それでもちょっと嵌まると抜け出せない。特に最近では、電子マネー系の設定やLINE等の一部のSNSアプリは、そのスマホや携帯の個別情報やIDを鍵にしているので、簡単にデータをAからBへコピーしてお終いと言うわけには行かず、それが大変。まぁ、
セキュリティ上必要性はよく分かるけれど、もう少し何とかならないだろうかといつも感じるところです。特にコラム途中にも書かれているけれど、旧機種から新機種への移行で、旧機種が手元に残っていて、新旧並べて比較しながら操作出来るならまだしも、旧機種が手元に無くて手放す前に全ての移行作業をしておくのはなかなか大変。どうしても後から気が付くことがあるんですよねぇ。せめてパソコン上に親のアカウントみたいな物を作って、最悪そこから旧機種の情報をバキューム出来るとか移行作業が出来るようなサービスをしてくれないだろうか。まぁ、それでも救われないユーザーは多いとは思うけれど。
コラムにもちょっと説明されていますが、iPhone(多分iPadやMacBookも同様)はiTunesを使うことで、まるごとバックアップが可能で、しかもそれはOS部分の設定も含まれるから、コアのOS部分が変わってもそのまま移行することが可能。今回のコラムのようにiPhone7からiPhone Xに行く場合は、OSだけでなく新機能等の設定部分は以前のバックアップには無いところもあるはずなんですが、そういう所は上手くデフォルトでカバーされるんでしょうね。このあたりは、iOSがMacOSの系列だからだろうか、凄くよく出来ていると思う。Windowsが昔の柵なのか技術的な制約なのか、一応そう言うことをやると入っているけれど、まだ実現していないのと比較すると大きな違い。Windows10で変わるかなと個人的には期待したんですが、互換性を考えた途端に沿う行かなくなるんですよね、多分。
Windowsも、昔に比べれば色々と改善されていることも事実で、そこは評価されるべきだとは思うけれど、何故か機会は何度も蟻ながらもなかなか次のステージへのジャンプアップに成功していない気がします。最近のWindowsのバージョンアップでは、これまでのデスクトップアプリからストアアプリへの移行を推奨して、それによって使い勝手の良さも進めていこうという雰囲気は感じられるけれど、これだけ古い世代の環境も広がっている現状では、なかなか厳しいと言うか難しいというか大変というか... 個人的には、最近のハードウェアでは仮想マシンをそれなりにサポートできるのだから、それを利用して、旧環境は仮想マシンで、新しい環境には新しいアプリを低価格なり無償で配布するなどして、移行促進するようにしないと駄目なんじゃ無いかと。未だにハードウェア(=クライアント)に依存しているWindowsに対して、ハードウェアはOSに任せて、その上の環境で仕事をしているAppleの違いが、これからどんどん大きくなっていく気がする。
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