まだ確定方では無いけれど、共同通信が配信した、東芝のパソコン事業を台湾のASUSへ売却か、という報道。日本でもそれなりに知名度のあるメーカーだけれど、ちょっと意外でした。
Lenovoが、NECPC、富士通と傘下に収めたから、Lenovoの目は無いと思っていたけれど、さりとてHPとかDELLも食指を動かすとも思えず、どうなるのかなと思っていたら、それら三大メーカーの次のグループ、ASUSとくっつくわけですね。
製品のボリュームで言うと、三大メーカーの1/3位だけれど、OEM/ODMでそれなりの数製造しているだろうから、製造コストの削減は大きいのかな。でも、結構今のDynabookもASUSへのOEMだったりして(マテ)。まぁ、ASUSとしても"Dynabook"のブランドは当分続けるだろうし、会社としての今の東芝の製造子会社がそのまま存続して、製造委託でASUSは今後支援を続けるんだろうけど、逆にASUSとしては東芝の伝を使ってこれまでは入れなかったであろう日本の公共・官庁系に食い込むチャンスを得たわけですね。それでも、"ASUS"ブランドでは厳しいだろうなぁ...
記事にも書かれているけれど、これで国内の大手家電メーカー系のパソコンメーカーは、パナソニックのレッツノートだけ。まぁ、VAIOもSONYから離れたけれど、辛うじて国内メーカーとして残っているけれど、今後どうなるか分からない。受託製造で成功しつつあるみたいだから、結構IoT系にシフトして、パソコンは傍流になりつつ有るかもしれないし。案外最近盛んにTV-CMを売っているMOUSE当たりと合併したりして(マテ)。
まだ正式発表では無いので不鑑定ではあるけれど、30年ほど前には国内の家電メーカー全てがパソコンを販売しており、20年前にはそこから減ったけれどそれでもまだ大手家電メーカーからは各社パソコンが発売されていたのに、今ではとうとうパナソニックだけになるとは、時の流れを感じますねぇ...
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