2016年2月9日

とうとう燃油サーチャージが...

NY先物市場でUS$30を切るまでに下落した原油価格。シンガポールケロシン価格もUS$50を割っており、とうとう燃油サーチャージが0円に4月1日発券分からなりそう。燃油サーチャージの推移を見ると、2009年に一度0円に戻っているんですね。ほとんど記憶が無い。その直前が3万5千円近くまで上がっていて、一気に下がり、その後2年くらいで再び3万円まで上がっていますが、この頃はちょっと旅行の予定がたてられなかったんじゃ無いだろうか。でも、自分の旅行記録を見てみると、2009年よりもその前後の2008年や2010年の方があちこち飛んでいるのは何故(笑)。

以前と異なり、現在では発券時期の燃油サーチャージが適用されるから、この発表によって初夏から夏休みの旅行予定を4月1日以降に発見する人が増えるのかも。となると、多少のコストアップ(日米往復で1万4千円)を我慢するなら、それまでに発券すると席が取りやすいのかな。一寸悩ましいところですよね。今のところ、シンガポールケロシンも安値安定状態を維持しているから、今の様子だと年内は0円で行きそうなんですが。

産油国としては、再び原油価格が上昇して収支が改善することを望んでいるんでしょうけど、どこも相手より先に値上げして出荷量を減らしたくないから、今のところチキンレースの様相。さらに、経済制裁を受けていたイラン原油の輸出が再開するから、供給量はますます増えるわけで、そうなるとこの原油安(昔に比べるとまだまだ高いけれど)は、まだまだ続くのだろうか。それに連動してでは無いだろうけど、今朝のドル円レートは、一気に115円台まで円高にシフト。数日前には117円台になり、一寸ビックリしましたが、さらに今日の相場は荒れそう。輸出入に依存している企業にとっては、おちおちしていられない状態が続きそうですね。

最近の自分の旅程検索は、どうしてもAMCの方に注意が行きがちなんですが、これを機会にちょっと国際線=UAでの旅程を考えてみようかと思案中です。暫くまともにUAで飛んでいないので、何となくあの雰囲気が懐かしくなってきたこともありますし(笑)。今まで有料だったものが無料になると聞くと、それが本来の姿であっても、何となく得をするような気分になって、何処かに出かけようという気になりますね。まぁ、旅行代理店やキャリアーの思うつぼなんだろうけど。

0 件のコメント:

コメントを投稿