2016年2月19日

見た目が大事

PCWatch、山田祥平氏のコラムから、Windows Phoneの本気度について。Windows10ベースのWindows Phoneは、ちょっとしか触ったことがありませんが、正直なところWindows8/8.1のタイルインターフェースみたいで、使いづらいというか、あれが嫌いだったので最初から拒否感が先立ってしまった感じ。

コラムで二番目に取り上げられているフォントに関しては、Windows10として良いところ・悪いところあるうちの悪いところワースト3に入るんじゃないだろうか。この「Yu Gothic UI」というフォントは、もうなんか頼りなさげで困ります。一番困るのが、最近の高解像度画面で使うと、線が細いから潰れてしまい読みづらいことこの上なし。それなのに、Windows上ではフォント変更は出来ないので、ツールを利用して変更して使っています。少し太めのしっかりした自体のものにしたいのだけれど、これがなかなか無くて、結局Windows7時代は薄ぼんやりしてこれも余り好きでは無かった「メイリオ」にしている矛盾。

最後の「盛り上がりに欠ける」ですが、Microsoftの事情はあるだろうけど、ちょっとWindows7の打ち切りを急ぎすぎた感があります。一応今のモデルでは、2020年までサポートと言っていたのに、最新モデルのSkylakeでは来年までのサポートになり、次のKabelakeではサポートしないなんて言っちゃうと、ユーザーのマジョリティを占める企業ユーザーは「じゃ、今すぐにWindows10へ移行しましょう」とはならないでしょうね。折角、今年から来年に賭けて移行しようと思っていたら、いきなりはしごを外された感じですから、まずはWindows7の既存環境をどの様に維持するか管理者なら考えるのでは。その当たりの状況って、Microsoftはどう考えているんだろうか。ある意味、日本では凄く重要な問題だと思うんだけど。その当たりが、盛り上がりに欠けるという雰囲気を作っている気がします。

まぁ、Windows7とかWindows8の頃のような、「必死さ、熱心さ」みたいなものも感じないのも事実だけれど。もうOSで盛り上げることは考えていないのだろうか。それならそれで、こちらもゆっくり検討できて良いのだけれど、知らない間に「Windows10」という名前は変わらなくても、中身がごそっり変わっていそうな気がする。

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