2016年2月29日

世界一の羽田空港

フライト情報のOAGが発表する世界の空港ランキングで、大規模空港とメガハブ空港のカテゴリーで、羽田空港が定時性世界一に輝いたという記事。定刻から15分未満の遅延による離発着の割合を集計したもので、確かこの集計には通常のマシントラブル等の理由以外にも、天候不良による遅延も加味されたはず。だから、悪天候の多い地域の空港などは絶対に上位に入れないだろうなぁ。とはいえ、そういう地域にでも必要があるから空港が作られ手いるわけですから、それは理由にならないか。それでも、羽田空港の定時性率は91.25%。最近も多い大雪や寒波によるトラブルに、台風や大雨などの天候を考えると、日本も決して天候が安定しているとは言えない地域なんですが、90%以上は定時運行しているわけで、ANAやJALは勿論、それ以外の航空会社も含めての結果だと考えると、かなり凄いかも。

羽田以外の上位空港は、年間利用者数2000万人以上の大規模空港では
1位 東京国際空港 91.25%
2位 ミュンヘン空港 87.71%
3位 サンパウロ・グアルーリョス空港 87.47%
4位 ミネアポリス・セントポール空港 85.27%
5位 シドニー国際空港 85.20%
と、3位のサンパウロがちちょっと意外。さらにメガハブ空港部門では、
1位 東京国際空港 91.25%
2位 サンパウロ・コンゴーニャス空港 87.81%
3位 サンパウロ・グアルーリョス空港 87.47%
4位 ミネアポリス・セントポール空港 85.27%
5位 シドニー国際空港 85.20%
とミュンヘン空港が入らず、サンパウロの別の空港がランクインしているけれど、何故? 

まぁ、疑問はあるけれど、年間7000万人以上の利用客を裁く大空港でありながら、これだけの定時性を維持しているというのは、航空会社や空港会社の努力であるのは確か。国際線の拡張も有り、これからどんどん重要性を増していくことは確実で、その中で信頼される運航実績と言うのも、重要な「おもてなし」でしょうね。

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