2016年2月27日

養殖鉱山

海底の熱水噴出口に形成される鉱山(チムニー)を人工的に作り、効率よく貴金属類や希少鉱物を採取しようというJAMSTECの記事。これ、先週日曜日のがっちりマンデーでやっていた話の公式発表なんだろうか。あの番組の中でも「鉱山を養殖する」といってましたけどね。

熱水噴出口を人工的に作り、意図的にチムニーを作って、それを改修することで効率よく採取するという話でしたが、番組の中ではその熱水噴出口を作ってからどれくらいの期間で採取出来るチムニーまで成長するか説明が無くて疑問でした。でも記事によると、一日あたり0.1t生成されて、10日分の1tあたり、動画45kg、銀が100g、金が1.35g含まれていて、これは地上の鉱山と同等以上とのこと。後は回収コストですよね。推進1000m位なら、無人ロボットで改修できないだろうか。それに、鉱山の場合は掘ってみないとどれだけ取れるか分からないし、いつかは掘り尽くして閉山しなきゃ行けないけれど、この改定チムニーはある程度場所も決められるし、多分一度熱水噴出口を作れば、地球がある限り噴出してくれるだろうから、長期的にはかなり効率がよさそう。

あと、この熱水噴出の様子は、近くの状態にも依存するだろうから、もしかしたら太平洋側で色々な場所に設定すれば、大地震の前兆とかも分かるかも。色々利用範囲が広がりそうな技術のような気がします。

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