ほぼ二週間ぶりとなる沖縄詣で。 今回は半分仕事、半分プライベートで、最近では珍しい沖縄(=那覇)での一泊というパターン。いつもよりはかなりゆっくりと自宅を出て、新幹線もこだま号でのんびりと移動して品川駅まででると、丁度羽田行きの快速特急が捕まり、途中駅はすっ飛ばして、品川を出ると、第三ターミナル、第一・第二ターミナルと止まり、いつもと比べるとあっと言う間に空港に到着しました。
平日のお昼過ぎなのでそんなに混雑していないだろうと思ったら、京急から上がってきて2Fの出発階に上がるエスカレーター前には、久しぶり(数年ぶり?)に見た長い乗車待ち行列が出来ていました。また、そのエスカレーターの横に有る国際線への乗り継ぎカウンターが、まだ閉鎖はされているんですが係員の人が数名でダミーのスーツケースを流したりしていて、いよいよこのカウンターの復活も近いなと感じさせます。どん底だった航空需要も、ここまで回復したのかと思わず目に涙が... (ウソ)。保安検査場も混雑しているだろうなぁと様子を見ると、インラインスキャンで簡単に通過出来る保安検査場Bも、反対側の保安検査場Cも、そこそこの待ち行列が出来ています。保安検査場Cの左側には、AMCのメンバー専用のレーンも設けられていましたが、そこも外にまで待ち行列が出来ています。で、Diamondメンバー用保安検査場を見ると、外にまで列は伸びておらず「これは」と思って中に入ってみると、待ち行列は一人だけ。ラッキーと心の中で喜びながら、こちらを通過してラウンジへ上がりました。
ラウンジ内は、午後のピークに近いのか結構混雑していましたが、電源のある椅子を確保してメール処理などで時間を潰します。出発ゲートは63番ゲートと、ラウンジを出たら歩保障面のゲート。この時点では遅延のメッセージも無いし、折返し便となる那覇からのフライトも、2分遅れ位なので多分定刻通りだろうと判断し、15:00担ったくらいにラウンジを出てゲートへ向かいました。
1) HND 15:25 - OKA 18:15 (NH477)
ラウンジの扉を出て通路に出ると、丁度正面に搭乗する機体が見えます。が、嫌な光景が。接続して居るボーディングブリッジの外階段を上がって行く機内整備のスタッフさん達の姿が目に入ってしまいます。更によく見ると、機体に接続して居るコンテナのローダーは、まだ機体からコンテナを降ろしている状態。急いでフライト状況を調べてみると、何故か10分位前に到着したばかりの様で、これは遅延決定です。実際、この時点でもう定刻ならば事前改札が始まる頃ですが、そんな雰囲気はありません。その後やっと到着機遅れのために10分遅延するというアナウンスがありましたが、外の様子を見る限りでは10分では間に合わなそうです。結局、さらに10分遅延し、出発は15:45に変更。15:20頃から一応事前改札は始まったのですが、今度は燃料搭載作業が終わらないという事で、事前改札で先に入場した子ずれの家族なども、しばらくボーディングブリッジの奥で待機させられています。やっと機内への乗り込みが開始され、グループ1の優先搭乗が始まったのは15:30頃からでした。この日もほぼ満席の状態だったので、搭乗で時間が掛かるかなと思ったんですが、結構早く乗り込みは完了して、15:40頃にはドアクローズ。その5分後にはプッシュバックが始まりました。暫くして誘導路の移動が始まります。最初はD滑走路に向かうと思っていたので、ターミナルを背にして左折してちょっとビックリ。それならばA滑走路のRW16Rに向かうかと思ったら、そのかなり手前で止まると、何故か離陸開始の四点鐘が慣らされなす。C滑走路のRW16Lかなと思ったんですが、向きが違う。スマホのコンパスを出してみると、210度位を向いているので、B滑走路のRW22かなと思ったら離陸開始の加速が始まりました。RW22ならば、ターミナルからも一番近いし、離陸したらそのまま真っ直ぐ西に向かえば良いから時間短縮にもなります。遅れたのでこちらを指示されたのかなどと妄想を膨らませました。
時間的にはちょっと早かったのですが、機内食を軽めの夕飯代わりにいただき、後はメールチェックでもして時間を粒祖父としたんですが、機内Wi-Fiに全く繋がりません。機内に設置されているアクセスポイントには接続するのですが、そこから先外の回線に出て行けません。何度か試してみても同様で、それで諦めて後は寝て行くことにしました。沖縄に近づくと、少しタービュランスがあり、CAさんも早めに着せして着陸に備えます。飛行機は、沖縄本島を時計回りに回り込んで、南側からのアプローチ。第二滑走路のRW36Lに着陸したのは18:23と結構遅れを取り戻し、33番ゲートに入ったのは丁度18:30頃と、ギリギリ15分枠に滑り込んだ感じで到着しました。機体から外に出ると、空港の上の空は結構灰色の雲に覆われていて、これから天候が悪くなりそうな予感(これは、その後当たるのですが)。折り畳み傘は持参してきていますが、早めにホテルに入ろうと、足早にゆいレールの駅に向かい、久しぶりに旭橋で降りてチェックインをしました。
2) OKA 11:20 - HND 13:40 (NH462)
ホテルを少し早めにチェックアウトをして、ゆいレールで再び空港に戻ります。前日は打って変わって快晴の青空。観光客もかなり戻ってきているのか、ゆいレールの車内は大きなスーツケースで溢れています。空港に到着して出発階に行っても同様で、有名観光地の需用は一足早く恢復してきたと言っても良いのでは無いだろうか。実際、午前中のお昼前でしたが、ANAのラウンジは結構混雑していて少しビックリしました。暫くメール確認等して居たら、もう定刻の25分前になっていたので、少し慌ててラウンジを出て33番ゲートへ向かいました。その手前32番ゲートも搭乗開始したのか、多くの人が並んでいましたが、33番ゲート前はそんなに人は並んでいません。あれ、と思ったら、まだ定刻20分前なのに、もうグループ3迄搭乗開始になっていました。機内に入り、これは早めに出発して到着するかなと期待したんですが、ほぼ満席の状態で、かつ搭乗待ちの乗客が数名居たようで、結局ドアクロースになったのは定刻を少し過ぎた位になってしまいました。
その後暫くしてプッシュバックが始まり、そして誘導路をターミナルとは反対側のRW36Rに向けて移動します。先行機もなかったので、滑走路に入ると直ぐに離陸開始となり、一路羽田空港へ向かいます。暫くタービュランスがありましたが、落ち着いたところで機内食の配布開始。食事も終わって、さてWi-Fiに接続しようとしたら、今回も接続出来ません。普通は、機内のAPに接続してANAのアプリを起動。その中の「国内線Wi-Fi接続」をクリックすると、アクセス確認画面が表示されて、その後ネット接続出来るようになります。また、この画面のメニューにエアショーも含まれているので、それも楽しみにしているのですが、その手前の画面にすらアクセス出来ません。前日の往路でも同じ状況で、その時は何か条件が悪かったかと思ったんですが、今回気機材も日時も違うのでそれは無さそう。今回はiPhoneを使っていたのですが、AndroidのPixel 6やパソコンでも確認しようか迷ったんですが、そこまでやるほどのことでも無いしなと簡単に諦めて、結局復路も寝ていくことに。
自分ではウトウトしていただけのつもりですが、結構ぐっすり寝ていたみたいで、目が覚めて暫くしたら後10分位で着陸態勢に入る、というアナウンスが。まん中の席で外が見えないのでどの辺りを飛んでいるのか分からないのも困るので、取りあえずiPhoneのコンパスを起動して、方位だけでも追いかけることにします。表示し始めて暫くは、ほぼ真北に向かって侵攻している様子。となると、房総半島を北上しているんでしょう。その後、徐々に左(西)に旋回を始めて、ほぼ真西を向いたところで、その状態が暫く続きます。最初は、A/C滑走路への北側からの侵入かなと思ったんですが、その場合は北→北西→西→南西→南、と円を描くように変わるだろうから、それとは違います。となると、ほぼ直角に曲がっているので、B滑走路のRW22を目指しているのかなと想像します。そのまま、ほぼ真西に向かう進路が暫く続くと、ちょっと左に傾いて方向を微調整したところで見慣れた東京湾の様子が通路越しに見えてきて、RW22と確信します。RW22にちゃくりくすると、その先のA滑走路のRW16RからRW34Lに向かって誘導路を移動。到着ゲートが、南ピアの端の69番ゲートなので、反時計回りに回り込んでゲートに向かうようです。まぁ、そっちの方が近いだろうけど。それでも、移動距離が長いし、途中A滑走路手前で離陸待ちの待機もあったので、着陸してからゲートにはいるまで20分位掛かりました。ですから、到着も20分弱の遅延という事になります。
この後は、品川駅にいつもの様に出て、ここから新幹線で帰宅ですが、そろそろ夕方という時刻なのに、品川駅も結構混雑していました。来週からはマスクの推奨も無くなるので、多分気持ち的には外出傾向が更に強くなるんじゃ無いだろうか。少しずつ元の生活に戻るのは良いことだと思うけれど、でもやっぱり暫くは「コロナ禍」の「コ」の時位は気持ちの隅にとどめておかないと。(続く...)
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