今回のWBC関連ニュースも、結構ホッコリするニュースが多いのですが、その中でも「ほっこり大賞」があれば贈りたいような話。チェコ戦で162キロの剛速球デッドボールを与えてしまった佐々木朗希投手が、犯しのお詫びを持ってチェコチームのホテルを尋ねてお詫びしたという記事。「お菓子?」と疑問だったけれど、そうか、佐々木投手は千葉ロッテマリーンズ所属だったかと思いだして納得(マテ)。チームとかスポンサーのロッテからの提供品では無く、実際に自分で購入して手渡したようですが、流石にロッテ以外の商品は購入していないだろうけど。「チェコ」だから「チョコ」中心だったりして(マテマテ)。
お菓子と言えば、東京2020の時もそうだったし、その前のラグビーワールドカップの時もそうだったと思うのですが、外国からの取材陣や訪問者が、日本のお菓子に嵌まる話は枚挙に暇がない。滞在中最も利用する場所であろうコンビニに行けば、それこそお菓子とかお弁当とかは店内の半分近くの売り場面積を占めますから、どうしたって一つ二つは手に取るだろうし、そしたら嵌まるまでは時間の問題であることは確実。実際、味以前に、その種類や形に同じ物でも味のバリエーションが豊富とか、何だろう、骨董品とか趣味のものに嵌まる感じで、どんどん「お菓子沼」に嵌まっていく気持ちはよく分かる気がします。寿司とかラーメンとか、食べ物に関しては現地にいても話題になることも多いだろうし、既に現地に進出している日系のお店などでの経験もあるだろうから、日本に来て食べて感動することは理解出来ます。でも、海外で日本のお菓子を食べる機会は殆ど無いですからね。わざわざ日本食材店とか中国・韓国系の食材店へ行って、割高な日本のお菓子を購入するのは、日本の味に餓えている現地在住日本人位だろうし。それと、円安傾向が続く今、割安感も大きいと思うし、何だかんだで買わない手は無い状態でしょう。
「ホッコリする話」としては、オーストラリア戦で飛び出した大谷選手のホームランボールに関わる話も、海外ではまず見ない話だけに大きな話題になっている様子。海外というか、アメリカのMLBの場合、ホームランボール争いは熾烈極まりないし、折角自分が確保しても何かの理由で他人に渡したら、先ず絶対戻ってこないでしょうからね。唯一例外と思うのは、仮にそのボールをキャッチしたのが子供のファンでそれを利用して悪巧みを使用としたら、流石に周りの大人が諫めるだろうけど。まぁ、正直なところ、今回のホームランボールに関しては、周りの感染者の人も常識的な人達ばかりで良かったと思うけれど、日本国内とはいえいつもそうとは限らないことも事実。逆に海外に於いても、そういう美談が無いわけじゃ無い。発生数というか、そういう善意が起こることの確率では、日本が多分異様に高い事は事実だと思うけれど。アメリカなんかの場合だと、小さな事からボランティアとか寄付(ドネーションとかコントリビューションとか)とか、そういう社会貢献に関してはかなりしっかりと教育されていると思うんですが、それが大人になると「義務化」してしまうのかな。日本の場合は、そういう強制性というよりは、「そう言うことをやると、周りの人に笑われるよ」と、自分に対しての失点みたいな教え方をするのが多いと思うんですが、そういう点が教えられなくても、人から見られても恥ずかしくない行動を取らせる要因なのかも。それはそれで、批判もあるとは思うけれど、どちらが良いというのも難しいですよね。ただ、日本人の場合、そういう考えというか、それこそ「振る舞い」が自然に体に染みついていて、それがこういうスタンドでの行動だけでなく、社会生活の中でもゴミ箱が無くてもゴミをポイ捨てしないみたいな、暗黙のルール化に繋がっている気がします。
外国の人の中には、そうやって回りに気を遣って生活することに息苦しさを感じるという人も結構多いんですよね。彼ら的には、自分の主張は主張としてまずは言えることが大切なわけで、その中でどれくらい実現するのかというのはまた別の話と言って良いのでは。先ず言う事は、相手への攻撃でも自分の我が儘でも無く、自分の権利という認識何じゃ無いかと。それに対して日本人の場合は、そういう部分での摩擦を先ず避けたい。対立を回避するというのは、相手との対決になる事を畏れるのでは無く、多分そう言う事に費やす時間の無駄を省きたい気持ちも大きいんじゃ無いだろうか。底で時間やリソースを浪費するよりは、底は穏便に済ませてその分別の本当に必要な所に、そういう時間やリソースを投入して満足感を高めたいのだろうと思います。WBCも、明後日の日本vsイタリア戦が国内での最後の試合になるので、これまで以上に盛り上がることは確実。試合には勝って、アメリカでの準決勝に進んで欲しいけれど、ファンとしても猛烈な後押しをすることは確実。是非その気持ちに侍Japanも答えて欲しいです。
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