2023年3月30日

航空系YouTuber全滅、か?!

羽田空港のサイトに掲載された「第1・第2ターミナル内での一般のお客様の撮影について」というお知らせ。最初は、

一般のお客さまがブログやSNS、インターネット等、大衆への公開を目的とした撮影をされる場合、撮影日の3営業日前*までに以下の必須事項をご記入のうえ、事前に弊社へ申請いただき、承認を受けていただくようお願い申し上げます。

と書かれていて、これって航空系SNS、特にYouTube何かは全滅するんじゃ無いの?! と思ったんですが、その後やはり反響が大きかったり問合せが集中したんでしょうね、次のように修正されました。

一般のお客さまがターミナル内で旅の記念撮影など、個人で楽しまれる趣味の範囲での撮影につきましては、申請は不要でございます。 

SNS等で収益化を伴う撮影やライブ配信をされる場合は、撮影日の3営業日前*までに以下の必須事項をご記入のうえ、事前に弊社へ申請いただき、承認を受けていただくようお願い申し上げます。

注意書きとして、記念撮影など個人で楽しまれる目的の撮影は対象外と書かれているけれど、それって撮影するだけでSNS等への公開(登録)をしないならOKなのか、あくまで個人としての記録で特に不特定多数への公開かつ収益化を目的としていないならばOKなのか、その良い・悪いの線引きがまだ微妙。

私も、これまで散々自分の旅行記をここに書き込んでいて、その中には羽田空港も多分半数近く登場するはずなんだけれど、特に不特定多数への公開を目的にしているわけでは無く、あくまで自分の備忘録として記録に残しているだけ。それなら、ローカルのWordに書き込んでも良いんじゃ無いかと言われそうだけれど、たまたま記録するプラットフォームとして利用しているこのBloggerがインターネットに接続していて、ここのURLなりGoogle検索をするなどすれば到達可能な場所というだけ。だからアフィリエイトも設定していないし、そう言うものが無いからBloggerを使っているわけですし。だから個人の意図としては大衆への公開を目的としていないけれど、結果としてそうなってしまうような場合はどう判断されるんだろうか。

というツイートがあり、多分こう言う事に触発されて昨日のうちに問合せが急増したんだろうけど、営利目的で無ければ問題ないとの事で、個人的な旅行記などはセーフという事になるんだけれど、やっぱりどの程度まで許容されるのかは、羽田空港のレターからはそこまでしっかりとは読み取れないなぁ...  多分羽田空港側としては、空港職員や航空会社関係者、さらには撮影者以外の利用者など、個人のプライバシーが侵害されるようなケースを先ず排除したいのでしょうね。次には、空港内での撮影素材を利用して、そこから利益を得るような無届けでの「商業利用」を排除したいのでしょう。そうなると、航空系のYouTuberで利益化している様な人は、かなりグレーになるのかなぁ。最悪、羽田空港では第1・第2ターミナル外で撮影なりして、空港内の撮影はスキップして、直ぐに機内のシーンに繋ぐ、みたいな裏技というかそんな編集をしないと行けなくなるのかもしれない。

今では、スマホ一つあれば動画でも静止画でも簡単に幾らでも撮影出来て、さらにそのスマホでそれらを格好良く編集してSNSに投稿するなんて事も簡単にできる時代。それ故に、本人にその気が無くてもプライバシーであったり、権利権益の侵害を犯してしまうような映像や画像が一般公開されてしまうこともあったんでしょうね。それは空港に対してだけで無く、その中に無意識に巻き込まれて閉まった人からのクレーム何かもあったかもしれない。そう言う事に対して、今回は対策という事でしょうね。だから、本当に常識の範囲内での行為であれば多分羽田空港としてもそんなに目くじら立てないとは思うけれど、明確にこれはOKこれはNGと言う境界線を引くことは難しいから、こういう言い方しか無いのかもしれない。もう10年位前だけれど、米国旅行中いつもの様に搭乗記録用に搭乗機と利用ゲート番号をカメラで撮影していたら、そのゲートポディアムにいたUAの女性スタッフが突然近寄ってきて「あなた、私の写真撮影したでしょ」と結構な剣幕で言われてビックリした事があります。「いゃ、旅行記録のためにゲート番号と行き先表示を撮影しただけ。もし映り込んでいたら削除する」と言ったら、不満げに「必ず顔を消してね」と言って戻って行ったけれど、まぁ彼女達も色々ストレスに晒されて神経質になっているんだろうなぁと感じたことがありました。無意識にそういう行為になってしまうこともあるわけで、改めて肝に銘じて注意しないと行けませんね。

0 件のコメント:

コメントを投稿