富士重工と日本IBMが連携して、EyeSightとWatsonを連携して、実験データの効率利用や運転支援システムの高度利用へ繋げるという記事。多分生データは膨大を通り越したデータ量になるだろうから、そこから類似パターンとか特異的なデータ抽出とか、それこそコンピューターの得意技の分野ですからね。流石に、Watsonを車内に搭載することはまだ無理だろうけど、通信機能を利用してデータを最適化しつつ走行することで、より障害判定制度を高めたりすることは直ぐにでも可能でしょうね。
これ、EyeSight自体のデータを外部に出すことは難しいだろうけど、実際に観察された交通の状態とか事故当時の前後の映像とか、そんなものだけでも他の自動車メーカー、コンピューターメーカーが協業して、交通事故発生時のパターン化とか、時背予測用のデータ蓄積みたいなものに繋げられると非常に有益ですよね。
例えば、大量のデータを解析するような場合には、スーパーコンピューターの「京」などのような力業でやる方法もあるだろうけど、日々流れ込んでくるデータをリアルタイムに処理していくことは、また違って有益な情報抽出になるはず。それって、多分自動運転技術の先の、自動車の管制コントロール技術にも繋がるだろうし、そうなると「自動車」の定義が、文字通り「自動する車」になるんだと思いますね。
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