2016年4月14日

薄い政治パフォーマンス

TPPの過程検証のために関係資料を請求したら、タイトル以外黒塗りされた資料が提供されたと憤りを見せる民進党。でも、開示できないことは最初から分かっていたし新聞などでも報道されていたわけで、それを知って請求してダメだというのは、単にメディア向けのパフォーマンスでしかない。西川委員長が出版する予定のTPP関連の書籍に関しても色々行っていて、確かに西川氏が何らかの便宜を受けたならそれは追求されない蹴ればならないけれど、何でまだ出パンもされていない書籍のゲラが第三者に渡っているのか、それが不思議。それこそ「言論弾圧」に繋がるこうじゃ無いの?

で、気にくわないといつものように「議場退席」。本当に国会議員って良い商売ですよね。職場放棄するのも仕事のうちで、それで給料貰えるわけだから。本当、歳費にしても勤務時間割にするべきだと思う。更に、気にくわないとTPP関連だけで無く全ての審議を拒否。どうせ、控え室なりでお茶でも飲みながら笑っているだけでしょ。本当、仕事をしない議員にはイエローカードを国民が突きつけることが出来るシステムを取り入れて、一定数以上累積したら議員休職とか辞職勧告とかするべきでは。

添え言えば、ガソリン問題の山尾氏は、我関せずみたいな態度でいるみたいですけど、これだって自分達が他者に対して要求していることの一部も実施していないわけで、結局は言うだけの政党というDNAは、名前が変わっても替わらないし、実績よりは見栄え重視の活動という方向性も変わっていないわけですね。ガソリンだけで無く、コーヒーだとか、新築祝いとか、後援会問題とか、一度注目されるとどんどん叩かれて埃も出てくるわけで、この人も案外寿命は短いかもしれない。

仮にTPPに本当に心配が有るなら、あるいはそのTPPに関係する産業に不安があるなら、まずはそれぞれの業種での疑問や問題点を集めて、それを政府に対して質問してただすべきが本来の行動何だけど、それは地味で手間がかかり時間も掛かる仕事。そういう地道な仕事を本来は根気よく続けなきゃいけないはずなのに、簡単で見栄えだけが派手な「退席」だけで仕事をした気持ちになる。本当に薄っぺらい政治パフォーマンスだなと思いますね。ホント、税金泥棒(笑)。

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