2016年4月19日

密入国?

成田空港に到着した台湾発のバニラエア機。沖止めだったため、機体からターミナルへバス移動した時に、間違って国際線到着口ではなく国内線到着口にバスが停止したため、乗客159名のうち、43名(日本国籍者38名、外国籍者5名)が、入国審査を通らずにそのまま入国してしまったトラブル。到着ゲートを間違えたバスドライバーのミスが原因ではあるけれど、ちょっと不思議なのは、そのまま帰宅してしまった43名の乗客は、荷物を預けていなかったのだろうか。

本来国際線到着口に荷物も運ばれて、ピックアップした後は通関のチェックを受けてから入国しないといけないはず。でも、国内線口に到着したならば、当然バゲッジクレームも国内専用だろうから自分の荷物は出てこないはずで、当然そこで困るはず。だから、入国審査を受けずに消えてしまった43名は、預け入れ荷物の無い乗客だったんだろうか。でも、入国審査が無い事に気がつかないというのが不思議だけれど、国際線になれていないとそう言うこともあるのかなぁ... 航空会社としては、搭乗時にパスポートチェックをしているだろうから、そこから遡ることは出来るだろうけれど、外務省が個人情報を開示するかどうかですよね。外国籍の5名に関しては、それも難しいだろうし。精々外国籍の5名に関しては、日本からの出国時に見つけるしか無いけれど、上手く見つかるだろうか。

羽田のように、国内線ターミナルと国際戦ターミナルが完全に分離していればこう言うトラブルも回避できるんでしょうけど、バニラエアは成田のT3を使用していて、ここは一寸分かりにくそう。到着ゲートでは無いけれど、那覇空港で観光客が逆流したりしたトラブルが有りましたが、ちょっと空港の動線と誘導路の設置に関しては改善が必要でしょうね。

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