2016年4月7日

ガソリンからプリペイドカード

民進党政調会長に抜擢された山尾氏のガソリン代不正請求問題。現時点では、プリペイドカード問題に代わり、さらに昨日の記者会見から他人のレシート問題になりつつあるこの問題ですけど、緊張感が無いと言うか、「悪いのは秘書のせい」という、お決まりのパターンになってきました。甘利氏の時には散々「秘書のせいにするな、任命責任は」と言っていた本人が今度は逆の立場になったわけですが、昨日の釈明会見の様子を見る限りでは、何かこれまで偉そうに言ってきたのは何、という印象。

世の中の反応を見ていると、安倍総理や酢が官房長官だってそれ以上にガソリン代を使っているという話しが出ていたけれど、現職の与党閣僚と、落選中の元議員のガソリン代使用料(移動量)が同じと言うことは無いでしょう。テレビ番組で、地元の後援者だったか関係者が、当時は秘書も多くいて燃費の悪い会社でも使用していたんだろうとか言っていたらしいけれど、直ぐに当時の街頭演説の様子が公開されて、一人で辻立ちしている様子が露出。その時に使用していたのは、ダイハツの軽ということまで分かってしまって、それなら燃費いいんじゃ無いのと、新たな疑問を作るだけに。と言うか、落選中に公設秘書ってつくのか? もっとも、今問題になっている政治資金報告書は平成24年度(2012年)分なので、彼女が落選した衆議院選挙は2012年12月末頃ですから、それまでのことを言っているのだとは思うけれど。で、現役時代の事であるなら、この時だけ突出しているというのも不自然なわけで、その説明も腑に落ちない。仮にこの元秘書が自分一人で行ったにしても、資金管理は別の担当者だろうから、その人間が不審に感じなかったのもおかしな話し。また、この年だけで無くその前後にも色々不審な部分があるようで、本当ならばもっと精査するべき何だろうけど、結局会見では「秘書のせい、でも連絡取れない」で終わり。

正直、この手の記者会見で、かつ何の責任(期待)も無い野党所属議員がまっとうなことを言うことは無いと思うけれど、これで世間が納得すると本機で考えているんだろうか。元検察官として適切な法の失効を司る立場にいた人間が、不適切な行為の当事者となったのに、こう言う態度で臨むというところに、議員という職業の闇の深さみたいなものを感じる(笑)。

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